カタカナ発音の最大の原因とは?
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最終更新日:2018/10/13
こんにちは!英語学習コーチのタニケイです。
前回のブログでは「ネイティブに伝わる発音」を身につけるための方法をご紹介しました。
自分の発音について、こんなふうに思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「どうしてもカタカナ発音になってしまう」
「恥ずかしくて抑揚がつけられない」
「文法や単語は間違ってないのに、ネイティブに伝わらない」
一般的にも、日本人は英語の発音が苦手だ、カタカナ英語だ、ということはよく言われています。
どうして私たち日本人にとって、英語の発音は難しいのでしょう?
それは……日本語と英語の発音の仕組みが大きく違うからです!
日本語と英語の発音の違いを知り、それを活かしてトレーニングをすることで、発音は大きく変わります。
今回から4回に分けて、この「日本語と英語の違い」について、詳しく見ていきましょう!
今日は「カタカナ発音」の原因について、ご紹介したいと思います。
カタカナ発音の原因とは?
日本人の英語がいわゆるカタカナ発音になってしまう原因として、子音で終わる単語なのに、よけいな母音をつけてしまうことがあげられます。
たとえば、parkを「パーク」、boatを「ボート」と発音してしまうことなどです。
普段私たちが外来語として使っている言葉の多くは、このように「t」や「k」という子音の後に「ウ」や「オ」などという母音をつけます。
しかし、それではネイティブスピーカーには伝わりにくくなってしまいます。英語の場合、kやtのような子音で終わる単語が多くあり、その場合には「ウ」や「オ」のような母音をつけずに、子音の発音だけで言い終えるのが正しい発音なのです。
日本語のカタカナでは正確に表すのが難しいのですが、kの音なら声を出さずに「クッ」と短く言うと近いでしょう。
tの音なら、声を出さずに「トゥッ」と短く言うと近い音になります。
また、このような子音で終わる単語だけでなく、単語の中で子音が連続することもよくあります。たとえば、straightは「ストレイト」と発音せず「スチュレイッ」のように発音したほうが英語らしくなります。strの部分には母音が入っていないので、ここでもsやtに「ウ」や「オ」といった母音をつけないのが正しい英語の発音なのです。
今日はカタカナ英語の原因について説明してみましたが、いかがでしたでしょうか?
日本語と英語の発音の違いを知った上で、発音トレーニングをすることで、発音は大きく向上します!
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