洋書を読みたい方におすすめ!渡辺由佳里さんの『新・ジャンル別洋書ベスト500プラス』!
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最終更新日:2022/10/27
読みたい洋書を選ぶときにいつも参考にしていた渡辺由佳里さんの『ジャンル別 洋書ベスト500』が、9年ぶりに新しくなって『新・ジャンル別 洋書ベスト500プラス』として出版されました!
前作も素晴らしかったけれど、必ず参考にしている「読みやすさレベル」が前回の5段階から今回は10段階になっていたり、有名な賞を受賞している作品のリストがあったり、最終的にレビュー対象から外れたベストセラーや話題作のリストがあったりと、数段パワーアップ!!
古典・モダンクラシック、文芸、ミステリ、SF・ファンタジー・ホラー、ラブロマンス、ノンフィクション、児童書・YA(ヤングアダルト)というカテゴリ別に、合計500作品以上が紹介されています。
ちなみに、読みやすさレベルは次の10段階に分かれています。
1: 幼児が言葉を学び始めるレベル(アルファベットや単語)
2: 子どもが読み方を学び始めるレベル(簡単な文章からストーリーへ)
3: 小学校1年生後半のレベル(章がある簡単な物語)
4: 小学校2~3年のレベル
5: 小学校高学年~中学生のレベル(middle grade)
6: 高校生のレベル(YA:ヤングアダルト、14~18歳)
7: 大人が気晴らしや娯楽でさらりと読めるレベル
8: 英語ネイティブでも文脈やプロットに注意を払わなければならないレベル
9: 英語ネイティブでも、理解するために努力が必要なレベル
10: 英語ネイティブでも難解なレベル
なんと細やかなレベル分け!
自分の英語力に応じて、また、洋書をどのくらい読み慣れているかに応じて、無理せず楽しみながらステップアップしていきたいですね。
私自身はレベル7からレベル8にステップアップしていきたいと思っています。7歳の息子もだんだん英語の本が読めるようになってきたので、今後の息子の本選びの参考にもさせていただきます!
それぞれの本に「異なる視点を学ぶ本」「複雑な世界観に圧倒されるファンタジー」など、一言コメントがついているのも、さらに嬉しいポイント。詳しいレビューコメントを読んでいくのはかなり時間がかかるので、この一言コメントは好きそうな本かどうか当たりをつけるのに役立ちます!こういう一言コメントって、本当につけるのが難しいんですよね。どれだけ大変なお仕事だったかと想像してしまいます。
渡辺由佳里さん、コスモピアさん、素晴らしい本を世に出してくださってありがとうございます!!