英会話カフェ体験記卒業編:ヨーロッパ旅行で実践英会話! | Enjoy Learning English!!

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英会話カフェ体験記卒業編:ヨーロッパ旅行で実践英会話!

公開日: : 最終更新日:2014/03/09

こんにちは!ナツミです!

「英語ができない女子大生」→「英会話に慣れてきた女子大生」として、何回かにわたって英会話カフェ体験記を書いてきましたが、その成果を卒業旅行で試してみました!

ロサンゼルス編はこちら

今回の旅行日程はこのような感じです。

2/6 成田→(ローマ乗り継ぎ)→バルセロナ
2/7 バルセロナ
2/8 バルセロナ
2/9 バルセロナ→ローマ
2/10 ローマ
2/11 ミラノ(特急:ユーロスターを使ってローマから日帰り)
2/12 ローマ(ヴァチカン)
2/13 ローマ→パリ
2/14 パリ
2/15 モンサンミッシェル(旅行会社ツアー)
2/16 パリ→(ローマ乗り継ぎ)→成田(2/17着)

※国と国の移動は全て飛行機

英会話カフェで鍛えた英会話力、どこまで通じたのでしょうか……。

ハプニング・アクシデントだらけのヨーロッパ旅行、英会話シーンを中心に振り返ります!

スペイン

英会話1:ローマ行きの機内で

私達はローマを経由してバルセロナに向かいました。

アリタリア航空というイタリアの航空会社を利用したので、
搭乗員の皆様はイタリアの方が多かったと思います。

ドリンクサービス時、どんな種類の飲み物があるかわからなかったので、

「Do you have juice?」

というのがこの旅はじめての英会話でした。

「Yes. Apple, Orange...」などと教えてくれました。

ロンドンに行った時になかなか通じなかった「tea」も、
それっぽく言うことができ、見事一回で通じました。
(搭乗員の方がカタコト英語に慣れているというのもあると思いますが)
「ティ」ではなく「t」をしっかり言うのがコツだなと思いました(違ったらごめんなさい笑)。

ローマの空港での乗り継ぎは、電光掲示板にきちんと搭乗口ゲート番号が表示されわかりやすかったです。
ただ、当初のゲートと変更になることも多く、
最初に見たゲートに行ったら違っていたことが多々あったので、
こまめにチェックしておいたほうがいいです。

英会話2:バルセロナのホテル・チェックイン

長旅を終え、バルセロナのホテルに到着。
チェックインの際には旅行会社の方がついていてくれた(空港から送ってくれた)ので、
私達はほとんど話さずOKでした。
しかし、旅行会社の方が帰る際にフロントの方が

「Ah... Can you speak English?」

と不安げに尋ねてきましたので、「A little!!」と私達5人は自信満々に答えました。
もっと不安になったでしょうね。

ここで難しかったのが、「金庫の使い方」。
フロントの彼が英語と絵を使って説明してくれたので
なんとなくわかった気になり
「I see. Thank you! グラシアス!(ありがとうのスペイン語)」

と言って部屋に戻ったものの、結局わかっておらず。
部屋からフロントに電話をすることに……。
対面での英会話しかしたことがなかったので緊張しました。

「Hello. Please tell me how to use safety box.」

「Could you」を使えば良かったなーと反省。

すると、フロントの方、
「OK. Ah... I'll go to your room. Please just a moment.」

多分、電話で説明するのは難しいと判断されたのでしょうね。
すぐに来てくださりました。

この、「just a moment」「wait a moment」という
「ちょっとまってね」の表現は色々な場所で言われました。
お店でお買い物をして包んでもらっているとき、パン屋さんでパンを温めてもらっているとき。
英語で何か言われると「質問なのかな!?」と身構えてしまいがちなので、
こういう表現も覚えておくと余裕が出ますね。

英会話3:サグラダ・ファミリア再入場

バルセロナといえばガウディの建築が有名ですね。
旅の最初に訪れたのが、「サグラダ・ファミリア」。

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予約をせずに朝10:00頃行ったのですが、
入場はすぐにできたものの、塔のてっぺんまで上がれる「エレベーター」は12:00頃の回からしか空いていないとのこと。
私達はそれを了承してエレベーターチケットを買い、入場しました。

ショップを見ても1時間かからず全部見終わったので、
先に近くの観光地に行って、またエレベーターの時間に戻ってこようと考え
一度サグラダ・ファミリアを出てしまいました。

「再入場できるよねきっと!」「うん、半券あるしねー」

できませんでした。

入場しようとすると「ピー」となってしまい、近くの係員さんに止められる。

聞き取れた単語「no, enter, again, you went out」

かわいそうなジャパニーズ5人……。
でも、登らないわけにはいきません!

「Ah...I go out...Can I enter again? I want to buy more ticket!」

もう一回エレベーターチケット買うから!のぼれない?

エレベーターチケットは結構高かったので本当は買う気はありませんでしたが
悲痛な面持ちで英語を頑張ると

係員さん、「You pass second gate.」
というようなことを言いながら、私達が引っかかったゲートを指さしている。

「This?」と言いながらゲートを通ると……通れました!!!

今回だけよ、というような顔で笑ってくれ、私達は再入場を許されました……。
Thank you と グラシアス を繰り返し、無事サグラダ・ファミリア登ることが出来ました!
ありがとうありがとう。みなさんもお気をつけて。

ちなみに、こういう入場券を買う際、
「何人ですか?」と聞かれるので
私達はいつも「five people.」と答えてから、
「separate, please.」と言って精算を別々にしてもらっていました。

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(バルセロナではフラメンコ(カルメン)も観てきました~!)

イタリア

バルセロナを出発しローマへ。
国際便を利用しました。

バルセロナで手荷物を預けるとき、
カウンターの方が友人の名前を読みながら、
「この名前に似た言葉がスペイン語にもあるよ! 『みんなにおごる』という意味さ☆」
というようなことを言われたので
太っ腹じゃん~と笑っていたのですが、
あとで家に帰って調べると「ケチ」という意味だということが発覚……。
「みんなにおごられる」だったんですね。残念なリスニング力。

この手荷物カウンターの方もそうでしたが、
ヨーロッパの皆さんはお仕事中にも関わらずお喋りしたり何か食べたりしています。
びっくりです。
美術館などで各部屋にいらっしゃるスタッフの方も、平気でiPhoneいじってます。

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(トレビの泉にコイン投げてきました!!)

番外編1:電車でダマされる

ローマは地下鉄が2線しか通っておらず、主要な交通機関はバスです。

その日たまたま乗車しようとした電車は満員。

私達は5人グループだったので、
「次の○○駅で降りるよ~!」と声を掛け合い二手に分かれて乗り込もうとしました。

すると、気の良さそうなおばさまに
「○○ station is other side!」
と言われ、逆側のホームだったのかと思った私達は
「グラッツェ!!(イタリア語でありがとう)」を言って
友人にも声をかけ出発前に電車を降りました。

「危なかったね~」「逆方向いっちゃうところだったね~」

と思ったのも束の間。
逆側のホームで電車を確認すると、さっき乗ろうとした電車で合っていたのです……。

満員電車に乗ろうとしたジャパニーズを降ろしたかったのでしょうね、
まんまと騙されてしまいました。

番外編2:スリに遭いかける

ローマの電車話をもうひとつ。

今回もまた、満員電車に乗り込んだときです。

近くにブロンド色の髪の毛をした美人な女性がいました。

私達はスリには一瞬も注意を怠らず、
カバンは常に前、電車では抱え込んでいました。

友人が電車に乗り込む際に一瞬だけカバンが足元のほうにいきました。
ドアが閉まってから、ふう、とカバンを手元にあげようとすると、
チャックの付近で誰かの手と当たったというのです。

それは、もう一人の友人が「うわ、この美人に今舌打ちされたんだけど」と言ったのと同じ瞬間でした……。

彼女は次の駅で降りて行きました。

私達は日本語で「美人なスリもいるんだね」と電車の中で警告し合いました。
※被害には遭いませんでした!

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(私のお気に入り、ヴァチカンにある「サンタンジェロ城」!)

フランス

「フランス人は英語で話すと冷たいよ」
と色々なひとに言われていました。

英語もわかんないけど、フランス語もっとわかんない、どうしよう。
「ボンジュール」「メルシー(ありがとう)」だけを覚えていざ出発。

私達はこの旅中、
どこの店に入るでもとりあえずその国の言葉で「こんにちは」出るときは「ありがとう」を欠かさないようにしてきました。

すると、フランスでも、
「ボンジュール!」で始めればきちんと挨拶が返ってきます。
そのあとで英語で質問しても、話しかけても全く問題ない。
終わりにはきちんとメルシーを言えば、また挨拶を返してくれました。

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(セーヌ川からみたエッフェル塔!)

英会話:パリの駅で切符を買う

その日私達は、パリの一日乗車券が欲しかった。
けれど、少し遠くにある「ヴェルサイユ宮殿」に行く予定だった。
だから、「ヴェルサイユ宮殿を含むパリの一日乗車券」が欲しかった。

でも、券売機ではどれを買えばいいのかわかりませんでした。

私達はこの旅中、常に、「わからなければとりあえずきく」を繰り返してきたので
「Information」にいるお姉さんに

「Excuse me. I want to go to Palace of Versailles(ヴェルサイユ宮殿).」
と言いかけた時に、

「☆☓△*※~! Not this place! No!」

フランス語でまくしたてられ、少なくとも「ここではない」ということを言われました。
怖かったです。

しかしInformationが見当たらなかったので
その隣の隣にいたちょっと怖そうな女性の方に同じように質問し、「One day ticket. Include Palace of Versailles」と付け加えると
無愛想ながらも丁寧に教えてくれました。

しかししかし、そこで購入したチケットが何度頑張っても改札を通らない……。

その女性の元にいくと、

「Oh!! I made a mistake!!!!!」

と頭を抱えて「I'm sorry.」を繰り返している。

結果としては、違う種類の切符だったということで払い戻してもらい新しいのを購入し解決したのですが
あまりの彼女の狼狽ぶりにびっくりしました。笑
「Don't worry.」と言ってみました。

英会話:電車トラブル

その頃パリは「タクシー」がストライキをしていたそうで、
わざと交通渋滞をおこしているような状況。
幸いなことに、私達の移動手段はもっぱら「地下鉄」だったので影響はありませんでした。
(パリの地下鉄は本当にわかりやすかったです。路線も東京並にたくさん。)

しかし、ヴェルサイユ宮殿の見学が終わり幸福な気持ちで最寄り駅につくと、
何やら警備員?警察?の方が大勢いらっしゃる……。

私達は「Could you tell me how to go ~station?」
と次に行く駅の名前を挙げ訪ねてみましたが

「Please go to 3 home.But... I don't know when the train arrive.」

「(3番ホームに行ってください。でも、電車がいつ出発・到着するかはわかりません……。予定では15分後ですが……。)」

というようなことを言われました。最初はその意味がわかりませんでした。

ヴェルサイユ宮殿はパリ市内から離れたところにあるので、メトロではなく、
高速郊外鉄道:RERという電車を利用するのですが、
どうやらそのRERがトラブルを起こした模様。(ストライキだったのかな?)

結局その場で30分以上待つことになり(それでも早いほうだったとは思いますが)
あとあと予定していたシャンゼリゼ通りでの買い物の時間が少なくなり
あんなお洒落な通りを大爆走しました。オーシャンゼリーゼ。

番外編3:バスのタイヤがパンクして死を覚悟

旅の最終日、私達はフランスのモンサンミッシェルに向かっていました。
旅行会社のツアーを申し込んでいたので、朝から夜まで日帰り、バスに乗って行きました。

パリ市内からは結構遠いので、バスガイドさんの「これから高速道路にのりますね」の言葉と共に
眠りにおちていくと……

ガタンッ
カランカラン……

不穏な音。と共に傾く車内。

タイヤがパンクしたということで、バスは一度止まりました。
修理を待つよりガレージに行ったほうがはやいということで、
徐行しながら前に進む、傾いたバス……。

IMG_0800
(丸くないタイヤ……。)

なんとか無事にたどり着きましたが、
時間がかかるので昼食をとってきてくださいとのこと。
郊外のパン屋さんに寄ってみましたが、皆さん英語を話せるんですね。
観光地の人だけじゃない、本当にみんな英語ができるんだと確信した瞬間でした。
※無事にモンサンミッシェルに辿りつけました。

IMG_0802
(こちら、モンサンミッシェル!!)

共通の話

注文で使える言葉

「これください」は「This one, please.」で大体通じます。
複数のものを注文する時は、そのものを指さしながら「~、and ~」と品名を口にすれば通じます。
その際、「That's all.」もしくは「Finish.」という単語を使うとスムーズでした。

ちなみに、海外では「炭酸水」も主として売られており、
レストランなどで注文する際は「No gas?」などと聞かれるのでガス無しと答えておけば良いのですが
自分で水を買う際には注意が必要です。
時間がなかったとき、私は慌てて炭酸水を購入してしまいました……。(体にはいいらしい)

写真を撮る

私達はいたるところで写真を撮りましたが、
観光スポットばかりにいったので、大抵のところには日本人がいて非常に助かりました。

逆に、「Excuse me. Can you take a picture?」と外国の方に頼まれることが多かったです。

はじめは「Yes」「Yeah」と返していたのですが、

そのあとに私達も「Can you take a picture?」というと
「Yes, of course!」と返ってくることが多かったです。

私も途中から真似をして、「Of course!」と言うようにしました。

挨拶が必ず返ってくる

この旅で気づいたのは、
海外の人々は必ず「ありがとう」に対して「どういたしまして」をいう。
「Thank you.」といえば「You're welcome.」や「Have a nice day!」など何かしらが絶対に返ってきます。

他にも、例えば何かを注文するとき、
「紅茶……あ、やっぱりコーヒーにします!」といったあと「Sorry.」が口から出てきてしまいました。
無意識に言ってしまう「I'm sorry.」に対して
「Don't worry!」と笑いながら返されることがたくさんありました。
日本人は謝りグセがあるのかなーと思いながらも、それに対してきちんと言葉を返してくれてびっくりです。

まとめ

今年に入ってから週1のペースで英会話カフェに通いました。
家でもフレーズを覚える練習をしたり自分と英会話をしてみたり(!)
空いた時間で英語に触れるようにしてきました。

今回の旅行で思ったのは、
「外国の方と話すことに全く抵抗がなかった」ということです。
英会話そのものを、旅行の一部として楽しむことができました。

簡単な文法がさらっと出てくるようになりましたし、
あとは相槌も打てるようになりました(「I see.」「Really?」「Good!」「Cool!」など)。

前回行ったロンドンもでしたが、
「日本からいらしたの? 私、日本好きよ!」と言ってくださる方がとても多かったです。
(パンを無料でサービスしてくださるレストランもありました)
そういう方と会話を楽しむためにも、英会話の勉強をしていったほうがより充実した時間を過ごせると思います!!

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タニケイプロフィール

谷口 恵子(タニケイ)

プチ・レトル株式会社 CDO
ワクワク英語学習コーチ
TOEIC ・TOEFLリスニング満点
Street Academy Platinum Teacher

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