Vital Japan英語講演会レポート!- “Building Confidence”
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こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!
昨日2月22日(土)、飯田橋のしごとセンターでVital Japanの月例勉強会(英語での講演会)に参加してきました!
Vital Japanは、ビジネス・公共政策、その他幅広いテーマについて英語で意見交換をする勉強会や交流会をしています。月例勉強会では、様々な分野のゲストを呼んで、英語で講演をしてもらうことが多いようです。
2月1日には、同じVital Japanが主催する「200人の英語勉強会」Vital Englishに参加させていただきましたが、今回参加したVital Japanのイベントは、英語を勉強するというよりは、英語で講演を聞いて、他の参加者とディスカッションすることがメインです。
Vital Japanの月例勉強会は、なんと今回が119回目とのこと!
そして、今回のスピーカーは、ビジネスコンサルタントのGinger Griggsさんでした。
今回のVital Japan英語講演会の講師:Ginger Griggsさんのご紹介
Ginger Griggsさんは、アメリカで言語教師として活躍したあと、グローバル・ビジネスを学び、10年ほどヨーロッパ・日本のコカ・コーラで役員を務められた方です。
英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語の4カ国語に堪能だそうで、「コンフリクト・ファシリテーションと企業変化」、「国際経営」、「フランス語」の修士号を取られているなど、多様な学歴・経歴をお持ちの方です。
現在は、「リーダーシップ、コミュニケーション、個人と組織の変革」を専門分野として、ビジネス・ブレークスルー大学大学院の講師も務められています。
でも、そんなすごい方にもかかわらず、全く威圧感を感じさせない、親しみやすい、とても朗らかで、温かい方でした。
今回のVital Japan英語講演会のレポート!
今回のVital Japanのトピックは「キャリア・人生の鍵 ー 自信と信頼を構築する」"Building Confidence: A Key to Professional and Personal Success" でした。
なぜか私は昔から根拠のない自信があるタイプで、どちらかというと「自信を持ちたい」というよりも、「この自信に見合う中身を育てたい」という願望のほうが強いのですが(笑)、今日の講演会は、Griggsさんがとても魅力的な人だとお聞きしていたので、ぜひお話を聞いてみたくて参加しました。
今回の参加者は、たぶん前回のVital Englishよりもさらに多く、200名は超えていたと思います。開始時間ぎりぎりに会場に着いたら、既にテーブル席は埋まっていて、私は最後列に並べられた椅子に座りました。
まず、Vital Japan代表の小田さんの、英語でのかっこいいオープニング&アイスブレイクから始まります。
そして、Ginger Griggsさんへバトンタッチ。
最初に、Gingerさんが、「自信を持つ」ということの意味について話し、その後、参加者各自で以下の質問について考えてみる、というワークをしました。
"Why would I want to be more confident?"
わたしはなぜ、もっと自信を持ちたいのか?
これは、各自が紙に書いただけで、シェアはしませんでしたが、私はこんなことを書きました。
1)To broaden my chance/opportunity to experience something new
(新しいことを経験するチャンス・機会を広げたいから)
2)To meet interesting people
(面白い人たちに会いたいから)
3)To live exciting life!!
(エキサイティングな人生を送りたいから!)
その後、自分の強みと弱みについて考え、それを隣の人とシェアし合いました。Gingerさんは、「弱み」を"weakness"ではなく、"developmental area"と呼ばれていました。「発展途上、伸ばせる部分」と考えるんですね!その考え方、素敵です!
私が挙げた自分の強みは、「好奇心が強いこと、オープンマインド、ポジティブ」。弱みは、「体力があまりないこと、ロジカルでないこと、政治・経済など難しいことが苦手なこと...」。
普段、こんな風に自分のことを「強み・弱み」という視点で省みることはあまりないので、面白い経験でした。
そして、特にツボにはまったのが、Gingerさんのこの言葉!
failure/losing = learning process, part of the game
失敗や敗北は「学びのプロセス」そして「ゲームの一部」だと考えると良いとのこと。
本当にそうですね!
失敗したり負けたりすることで、たくさん学びがあります。「しまったな〜」と思ったり、負けて悔しい経験をすることで、次に活かすことができます。それが恐いからといって挑戦をしなかったら、何も学ぶことができません。
それに、失敗したり負けたりしても、それで人生が終わるわけではありません。一つのゲームが終わっただけ、と思って、また別の新しいゲームを始めればいいんですよね!
Confidence Quiz
自分がどのくらいSelf-confident(自分に自信がある)かを測ってみよう!
ということで、"Confidence Quiz"をしました。14個の質問に5段階で答えて、それぞれのスコアを出して、そのトータルで自分の「自信あり」度を測る、というものです。
案の定、私は「自信あり」度が「61」(満点は70)と、かなり高めに出ました...。
このConfidence Quizはこちらのサイトのものでした。ご興味があればぜひやってみてくださいね!
姿勢が自信に与える影響の実験
とても面白い実験もしました。
「自信がありそうな姿勢」をしたときと、「自信がなさそうな姿勢」のときで、同じ言葉を発したときに違いがあるかを実感する、というものです。
「自信がありそうな姿勢」のときには、スーパーマンのように胸をはって、しっかり身体のコアを感じながら、足を開いて立ちます。
「自信がなさそうな姿勢」のときには、足も閉じて、顔も下を向いて、身体をだらっとさせました。
発する言葉は、自分に自信を持たせるような言葉です。たとえば私であれば、「I can contribute by speaking up.」という言葉を口に出しました。時々、言った方がいいかな?と思いながら言わないことがあるのですが、「私が発言することで貢献することができるんだ」という言葉です。
その言葉を発したときの感覚が、姿勢によって全然違うのです。
「自信がありそうな姿勢」で言うと、本当に自信がみなぎってくる感じがして、とても明るくポジティブになれます。そして、「自信がなさそうな姿勢」で言うと、言葉の力が消えてしまって、なんだか悲しいことを話しているような気持ちにさえなってくるのです。
言葉だけではなく、それを言うときの「姿勢」というのはとても大事なんだな〜と思いました。
最後のワーク
最後に各自、以下のことを考えてみました。
"One thing I will start doing within the next week to move myself forward"
(自分自身が前に進むために来週中に私が始めようと思うこと)
それまでのスピーチを聞いて、自信を持つことが自分の人生を変えること、失敗は学びのプロセスであること、自分の中のネガティブな声をポジティブな声に変えること、トライすることで「自信がなかった」ものを「自信があるもの」に変えることができること、などが納得できたので、もう恐いものはありません。
とにかくトライして、失敗してみたい!とすら思い始めました。
ということで、私も「来週中に始めること」として具体的なことを決めました。その内容は...ここでは書きませんが、来週中にはお伝えできると思います!
今回のVital Japanの感想
今回のVital Japanも、一方的に講演を聞くだけでなく、途中で何度か、ペアや6人グループで、自己紹介を含めてお互いの考えをシェアする機会が多く、楽しくたくさん英語を話すことができました。
ネイティブの方の英語を3時間近くも聞くのは集中力がいるので疲れるかな〜と思っていましたが、Gingerさんの英語は、少しゆっくりめにハッキリ話してくださったせいか、とても聞きやすくて、しかも内容が面白かったので、全然疲れませんでした。
それどころか、イベントが終わったときには、普段よりもさらに自信とエネルギーに満ちて、今までトライしてみたいと思いながらなかなか手を付けられなかったことを、すぐにでもやってみたい気持ちでいっぱいになりました。
Gingerさんの講演、機会があればぜひ聞いてみてくださいね。本当に、素晴らしい方でした。
Vital Japanのイベントは、普段英語を聞いたり話したりする機会があまりない方にもおすすめですし、内容も毎回興味深いものが多そうなので、私もできるだけ参加したいと思っています。
Vital Japanのサイトからメールマガジンを登録されると、募集情報が早めに得られますよ!要チェックです。
Enjoy Learning English☆
タニケイ