通訳案内士試験の筆記免除を狙うにはセンター試験受験がオススメ! | Enjoy Learning English!!

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通訳案内士試験の筆記免除を狙うにはセンター試験受験がオススメ!

公開日: : 最終更新日:2016/06/17

<追記>以下に紹介している通訳案内士試験の情報は2014年度の情報です。通訳案内士試験の最新情報は、2016年6月に出版した『通訳案内士のすべてがわかる本』をお読みください☆

こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!

私、今年初めて通訳案内士試験を受験していますが、なかなか手強い試験だな〜と思います。8月の筆記試験、自己採点では何とか通過できそうなのですが、採点間違いがあったら不合格の可能性もある点数です...。筆記試験の結果発表は11月とかなり先ですので、通過できると信じて口述試験の対策をしています。

政府としては外国人観光客を増やそうとしているのと同時に通訳案内士も増やそうとしているようで、筆記試験の免除基準の緩和(TOEICスコアによる英語筆記試験免除)や、合格者増加傾向も見られますが、それでも、しっかり対策をして勉強しないとマークシート式の筆記試験の通過も危ういレベルの試験です。

これから通訳案内士試験を受けようと思っている方には、可能な限り筆記試験免除を狙うことをオススメします。

英語の筆記試験免除を狙うなら

英語は特に、TOEIC840以上、もしくはTOEIC SWのスピーキング150以上またはライティング160以上で免除となりますので、来年の通訳案内士試験の出願(5月〜6月)までに間に合う限りチャレンジしましょう。

特にTOEIC SWのライティングは、しっかり問題傾向をつかんで、特に最後のエッセイの準備をしてから受ければ、ハイスコアを取りやすいテストですので、オススメです。

TOEIC SWについては以下のブログも参考にしてくださいね!
TOEIC SW(スピーキング・ライティング)テスト初受験レポート!
TOEIC SW結果レポート!通訳案内士英語筆記試験免除にもオススメ!

また、TOEICのスコアを上げて免除を狙いたい人は、これからなら、11月、12月、1月、3月、4月と5回は受けられます。(5月のTOEICは結果発送が6月下旬なので、通訳案内士出願締め切りギリギリです)長期プランでしっかり実力をつけながらTOEICも受けていきましょう。

その他科目の筆記試験免除を狙うなら

筆記試験では、外国語(英語)以外に地理、日本史、一般常識の3科目がありますが、いずれも以下の資格、点数による免除規定があります。

・地理:旅行業務取扱管理者試験の合格者、地理能力検定の一級日本地理又は二級日本地理の合格者

・日本史:歴史能力検定の日本史一級又は二級合格者、大学入試センター試験の日本史Bで60点以上

・一般常識:大学入試センター試験の現代社会で80点以上

そこで提案です!

来年以降の通訳案内士試験を受けようと思っている人は、2015年1月の「大学入試センター試験」の日本史Bと現代社会を受けてみませんか?

センター試験で、日本史B:60点以上を取ると、通訳案内士試験の日本史が免除、現代社会:80点以上を取ると、通訳案内士筆記試験の一般常識が免除になります。通訳案内士試験の日本史と一般常識は、平均点60点前後という前提で合格点が60点です。

センターの日本史Bは歴史上のできごとをかなり細かく覚える必要がありますが、通訳案内士試験の日本史では、文化史や外交史などが多く出てきます。

センターの現代社会は政治・経済が中心で対策をしやすいのですが、通訳案内士試験の一般常識は、もっと幅広く、話題になった時事ネタや、雑学的な内容も出題されますので、対策がしづらい分、日頃そうした話題になっていることにアンテナを高くしている人や雑学好きな人にはそれほど難しくない、とも言えます。

そうした違いがあり、どちらがハードルが高いとは一概には言えないのですが、通訳案内士試験一発勝負で臨むよりも、センター試験も受けておく方が通過の可能性が上がることは間違いありません。もしセンター試験で免除基準の点数を取れれば永久に筆記試験の日本史、一般常識は免除になります(免除基準の資格、点数は、証拠が残っていればいつ取ったものでもいいそうです)。もしその点数が取れなかったとしても、センター試験の受験に向けて勉強した内容は、通訳案内士試験にも役立ちます。

ということで、来年以降の通訳案内士試験を受験予定の方は、2015年1月のセンター試験の日本史Bと現代社会を受けることをオススメします!

<センター試験概要>
日時:2015年1月17日・18日(日本史、現代社会は17日)
受験案内配布:配布中〜10月2日 ★もう始まっています!
出願:9月29日〜10月9日 ★期間が短いので注意!
受験料:2科目なら12,000円
(地理歴史および公民は2科目受けても1科目とカウントされますが、受験料は2科目12,000円か3科目18,000円しかありませんので、これ以上は安くなりません...)

センター試験は大学受験生でなくても受けられます。ただし、高校卒業者は高校の卒業証明書が必要ですので、早めに取り寄せましょう。

以下、個人による受験案内の請求申込方法です。

個人による請求申込方法

請求受付期間:平成26年8月1日~10月2日
請求方法:
1.パソコン・スマホ・ケータイからの請求→テレメール

2.電話での請求→050-8601-0101(24時間受付)
次の6ケタの資料請求番号を入力してください。232325
*送料215円(送料支払時に手数料が別途必要です。)

その他、センター試験の詳細はこちらをご覧ください。

タニケイ

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タニケイプロフィール

谷口 恵子(タニケイ)

プチ・レトル株式会社 CDO
ワクワク英語学習コーチ
TOEIC ・TOEFLリスニング満点
Street Academy Platinum Teacher

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