TOEIC840点以上で英語筆記試験免除の「通訳案内士」をめざしてみよう! | Enjoy Learning English!!

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TOEIC840点以上で英語筆記試験免除の「通訳案内士」をめざしてみよう!

公開日: : 最終更新日:2016/06/17

こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!

先日、"Enjoy Learning English☆新年会" という名前の新年会で、英語学習者の方々に集まっていただいて、英語やその他についての抱負を語っていただきましたが、私もその場で、「通訳案内士の資格をとる」という目標を宣言させていただきました。

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昨年末、TOEIC840点以上だと通訳案内士の英語の筆記試験が免除になる、というニュースを聞いて、通訳案内士という資格に興味を持ち始めました。

英語を学ぶだけではなく、せっかくなら「英語を使って何かをしたい」と思っていましたし、もっと日本人として日本のことを知りたい、という気持ちもあり、「通訳案内士の勉強をすると、ちょうど良いのでは?」と思ったのです。2020年には東京オリンピックもありますしね☆

そして...英語を学ぶときと同じく、通訳案内士の勉強も、「一人でコツコツ」はきっと続かないので、皆で楽しく学びたい!ということで、定例勉強会などを含めたワークショップをやっていきたいと思います。募集は最後に!

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通訳案内士ってどんな資格?

<追記>以下に紹介している通訳案内士試験の情報は2014年度の情報です。通訳案内士試験の最新情報は、2016年6月に出版した『通訳案内士のすべてがわかる本』をお読みください☆

「通訳案内士」は国家資格で、「通訳案内士法」の規定により、報酬を受けて外国人に付き添い、外国語を用いて旅行に関する案内をする人は、通訳案内士試験に合格し、都道府県知事の登録を受ける必要があります。つまり、通訳案内士とは、外国語で外国人を案内できる、プロのガイドのことです。2013年4月1日現在の登録者数は16,779人。

「総合特区」という一部地域では、通訳案内士以外でも有償ガイドを行うことができる特例があったり、通訳案内士の業務独占がなくなるかも...?という話も聞きますが、いずれにしても、取っておいたら、きっと何か、楽しいことにつながりそうです。

試験の概要

通訳案内士試験概要はこちら

受験資格

特になし

試験内容

1次試験 筆記(外国語、日本歴史、日本地理、一般常識)
2次試験 口述(通訳案内業務の疑似)

・外国語は、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語及びタイ語の10カ国語から選べます。

試験免除条件

・各科目につき、一定の試験免除制度があります。(詳細は後ほど!)
・前年の1次試験の合格科目は免除されます。
・前年の1次試験合格者は2次試験から受験できます。

スケジュール

願書受付期間:5月中旬~ 6月中旬
1次筆記試験:8月下旬
1次筆記試験合格発表:11月中旬
2次口述試験:12月上旬
最終合格発表:翌年2月中旬

受験者・合格者・合格率

2012年 受験者数5,000人、合格者数713人、合格率14.3%
2011年 受験者数5,485人、合格者数894人、合格率16.3%
2010年 受験者数7,239人、合格者数932人、合格率12.9%
2009年 受験者数8,078人、合格者数1,225人、合格率15.2%
2008年 受験者数8,972人、合格者数1,559人、合格率19.4%
2007年 受験者数9,245人、合格者数1,905人、合格率20.6%
2006年 受験者数8,695人、合格者数1,137人、合格率13.1%
2005年 受験者数7,043人、合格者数789人、合格率11.2%

2007年をピークに受験者がだんだん減っていますね...。

ちなみに英語での受験者だけを見ると、2012年は
1次受験者数2,991人、1次合格者412人、1次合格率14.1%
2次受験者数456人、2次合格者398人、2次合格率87.3%h3
となっています。

1次合格者より2次受験者が多いのは、前年の1次合格者は2次試験から受けられるからです。

筆記試験免除について

TOEIC840点以上などの基準をクリアしていると、英語の筆記試験が免除になります。
観光庁の発表はこちら

英語の筆記試験免除(以下のいずれかを満たす場合)

・英検1級合格者
・TOEICテスト840点以上
・TOEICスピーキングテスト150点以上
・TOEICライティングテスト160点以上

その他の言語の筆記試験免除

・フランス語:実用フランス語技能検定試験の一級合格者
・ドイツ語:ドイツ語技能検定試験の一級合格者
・中国語:中国語検定試験の一級合格者
・韓国語:「ハングル」能力検定試験の一級合格者

外国語以外の筆記試験免除

・日本地理:旅行業務取扱管理者試験の合格者、地理能力検定の一級日本地理又は二級日本地理の合格者

・日本歴史:歴史能力検定の日本史一級又は二級合格者、大学入試センター試験の日本史Bで60点以上

・一般常識:大学入試センター試験の現代社会で80点以上

どのくらい難しいの?

どのくらい難しいのか...やってみないと分からない!ということで、日本歴史、日本地理、一般常識の過去問を解いてみました。

日本歴史、日本地理、一般常識とも選択式で、各40問ずつです。

こちらの過去問の平成25年分を解いてみました。

一部塗りつぶされていて解けない問題がありましたので、全部ではありませんが、私の正解数・正答率はこちら。

日本歴史:30問中9問 (30%...><) 日本地理:20問中14問 (70%...♫) 一般常識:40問中19問 (47.5%...><) 合格ラインは、外国語試験が70%、それ以外の3科目は60%だそうです。 特に歴史は聞いたこともない名前がたくさん。一般常識も、本当にこれ一般常識なの?という問題があり...。なかなかマニアックです。このままでは私、1次試験に受かりません! ということで。

「楽しい通訳案内士♫」ワークショップ参加者募集!!

2014年の通訳案内士受験を予定している人のワークショップを開催します。

ワークショップ内容

・Facebookグループなどでの情報交換、学習進捗共有
・毎月定例の勉強会(渋谷近辺で開催・Skype参加可)
・全科目の対策(2次の口述対策はロールプレイをします)

ワークショップ開催期間

2月上旬〜試験終了まで

応募方法

参加ご希望の方は、以下を記載のうえ、tanikei-coaching@petite-lettre.comへお送りください。
・お名前
・英語力(TOEIC,TOEFLスコアなど。なければ英語レベルを自由に記載)
・通訳案内士の勉強歴、受験歴(あれば)
・免除科目(あれば)

とくに英語に興味がある方へ

歴史、地理、一般常識は日本語で出題されますが、2次対策もかねて、「これを英語で説明するとしたらどんな風に言うの?」ということをたくさん話し合って、一緒に学習していきたいと思います!

テキストについて

私は、2ヶ月で通訳案内士に合格した方の「通訳案内士試験をはじめからていねいに」を参考に、以下の本を使っていこうと思います。

一般常識については、直前でSPIの本などを使って短期対策しようと思います。

2014年の目標に何かの資格試験合格を掲げた方もいらっしゃると思います。資格取得をめざすのはゴールが分かりやすくて、がんばり甲斐がありますよね。そこに辿り着くまでの道のりも、ぜひ楽しんでがんばっていきましょう〜!!

Enjoy Learning English☆

タニケイ

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タニケイプロフィール

谷口 恵子(タニケイ)

プチ・レトル株式会社 CDO
ワクワク英語学習コーチ
TOEIC ・TOEFLリスニング満点
Street Academy Platinum Teacher

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