関谷英里子さん『えいごのもと』出版記念トークイベントでの学び☆

こんにちは。英語学習コーチのタニケイです！

3月31日、池袋で、NHK「入門ビジネス英語」講師で同時通訳者の関谷英里子さんのトークイベントに参加してきました！

関谷さんは、ご存知の方も多いと思いますが、日本通訳サービス代表で、アル・ゴア米元副大統領や、ダライ・ラマ14世、マーク・ザッカーバーグ氏など一流講演家の同時通訳をされている方です。NHKラジオ「入門ビジネス英語」の講師もされています。

今回のイベントは、関谷さんの新刊『えいごのもと～60単語で「イメージ力」を身につける』の出版記念イベントでした。

『えいごのもと』は、60個の単語のイメージを、イラストと解説を通して伝えている、ユニークな本です。

英語を日本語訳で覚えるのではなく、イメージと結びつけて覚えることは、速く正確に理解をするために不可欠だと思いますが、この本ではまさに、個々の単語のイメージをそのままイラストにしています。

たとえば、COMMITのイメージはこんな感じ。

COMMITには色々な和訳がありますが、和訳で覚えるよりも、こんな風に「身を投じる」イメージを持っておくと、文脈に応じて正確な理解ができるんですね。

この本に載っている60個の単語のイメージを覚える、というよりは、こういう風に英語をイメージ化するんだな、ということがわかる例をたくさん出してくれている、楽しい本です。「英語をイメージ化するってどういうこと？」と思う人は、ぜひ手に取ってみてください。

トークイベントでは、この本の中からいくつかピックアップをして、関谷さんが直接解説をしてくださって、さらに例文のフレーズを、関谷さんについて会場の皆でリピーティングをしました。

...なんて贅沢なリピーティング（笑）

そして、トークの後には質問コーナーもあり、たくさんの質問に答えてくださいました。

ビジネス経験の豊富な関谷さんに、英語とはまったく関係なく、「商社（伊藤忠商事）時代に辛かったことを教えてください」などという質問も出ましたが、「新卒で配属された先で、関西弁の上司（現在の社長さんだそうです！）と最初の頃意思疎通ができなかったこと（笑）」など、ジョークをまじえてお話されていました。

印象に残ったのは、やはりインプットとアウトプットの両方を繰り返していくことが大事！ということ。そして、インプットはアプリやTwitterなど無料で使えるものがたくさんあるが、アウトプットはできれば時間・お金をしっかり投資して、学校に通ったり、オンライン英会話をするなど、した方が良い、ということでした。

たしかに、時間・お金を投資すると、本気度が上がりますし、しっかりそれを活かそうという気持ちになりますよね。

最後に関谷さんからのメッセージ。

It's not about HOW anymore.
It's about HOW MUCH you use the language.

もう「どうやるか」ではない。
それを「どのくらい」使うか、でしょ。

本当、そうですね。英語を学ぶ方法はもうたくさん知っています。
あとはやるだけだ〜！とモチベーションがあがりました！！

そしてもうひとつのメッセージ。

「人生にもSTRETCHを！」

そうだそうだ、英語も人生も。STRETCH！

関谷さんの著書は他にも何冊かありますが、その中からあと2冊をご紹介しますね！

『カリスマ同時通訳者が教える ビジネスパーソンの英単語帳』

ビジネスの現場で英語を使う人は必ずおさえておきたい英単語が満載です。まさに、関谷さんの生のビジネス経験から生まれた、充実の1冊です。この本も英単語に着目して、ひとつの英単語ごとに2ページを使って、まず例文を紹介して、どういうシチュエーションで使うべきなのかなどの解説をしているのですが、その解説がわかりやすく、「なるほど！」と腑に落ちることばかりです。語彙を増やしたい人、ビジネスで効果的な英語を話したいと思う人は、ぜひご一読を☆

『同時通訳者の頭の中』

1章ではタイトルの通り「同時通訳者の頭の中はどうなっているの？」という話から始まりますが、2章では、一般の英語学習者でもとても参考になる、英語学習のインプット、アウトプット、そして継続するための方法について。3章の「同時通訳者が実践！英語のプロの勉強法」では、シャドーイング、リテンション、パラフレーズ、リーディング、ディクテーションなどの勉強法が紹介されていて、真似して実践したいものがたくさんあります。読み物としても面白いのですが、ぜひ3章の勉強法は一緒に実践してみましょう！

関谷さん、とっても素敵な方でした！

頂いたメッセージを大事に、STRETCHしていきたいと思います！！

Enjoy Learning English☆

タニケイ