神戸で天満先生&岩崎理世さんの『英語劇セミナー』に参加しました! | Enjoy Learning English!!

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神戸で天満先生&岩崎理世さんの『英語劇セミナー』に参加しました!

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こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!

昨日は神戸でとっても楽しいセミナーに参加してきました!

「西宮一発音にこだわるTOEIC講師」天満嗣雄(てんまひでお)先生と、アメリカで演劇を学ばれた岩崎理世(いわさきりよ)さんのお二人の、『英語劇セミナー』です!

主催は「つなぎすとサロン」の米田りり子さん。関西を中心に、色々な英語関連その他のセミナー・イベントを主催して、人をつないでいる、とても素敵なエネルギッシュな女性です☆

今年2月に参加させていただいたROMYさんのセミナーも、この「つなぎすとサロン」のりり子さん主催でした。東京でもまたセミナーをされるそうですので、東京の方も要チェックです!

私がパーソナルコーチングをしている生徒の方から、天満先生のTOEIC問題のメルマガ『基礎からパート5』で毎日問題を解いていると聞いて、数ヶ月前から私もそのメルマガを購読していました。

パート5の穴埋め4択問題なのですが、1日1題で続きやすい、解説がわかりやすい、そして、プラスアルファのお題が出る(この単語に似た意味の単語を3つ探してみよう、など)など、おすすめポイント満載です。

そんな天満先生の、しかも『英語劇セミナー』があると知って、神戸までやってきました!

私は、通っている英語学校FORWARDで英語劇を作るクラスに所属していて、今までの2年間で、落語の『芝濱』、シェイクスピアの『As you like it』 (お気に召すまま)、ミュージカルの『CHICAGO』、『MAMMA MIA』、『Hair Spray』などをやってきました。

そのクラスは、半年間かけて英語だけを使ってコミュニケーションし、一つの英語劇を作り上げるというところに大きな意味があるのですが、英語劇を演じること自体も、英語習得にとても効果的だと思います。

演じるときに、本当にその言葉の裏にある微妙な思いまで考えて、動作や表情も自然とつけられるくらいになって、自分の言葉として発することができると、その英語はしっかり自分のものになっていきます。

そういうわけで、もっと英語劇について学びたい、良い英語劇を作る方法を知りたいと、興味津々で参加してきました!

セミナーは10:30〜16:30、お昼の休憩を除いて5時間のセミナーでした。

午前中の1時間半では、まず、1分未満くらいの短いやり取りを、5種類のシチュエーションで演じる、というペアワークをしました。

登場人物は、AとBの2人。

Aが様子のおかしいBを心配して声をかける。Bはそれを煩わしく思い、「もう行くよ」と立ち去ろうとする。そんな会話のやり取りです。

それぞれのペアが、割り当てられたシチュエーションで皆の前で演じて、観客はそれを観て、どのシチュエーションだったかを当てる、ということをしました。

私たちのペアは『とあるオーディションを受けたライバル同士の2人が、結果を待つ控え室で会う。Bはプロデューサーと関係を持って仕事を取ろうとしていて、Aもそのことに気づいている』というシチュエーション…。難しい!

相手役の方とはすぐに意気投合し、練習時間をフルに使って、細かい動作も考えながら練習しました。セリフも覚えないと演技がしづらいので、がんばって短時間で二人とも覚えました。

私はB役。ドアを開けて入ると、そこにAが座っている。挨拶はしたものの、気まずさから目は合わせられない。話したくないのにAが構ってくるから、いたたまれなくなって、「I’m going away.」と立ち去ろうとします。それを遮るように立ちはだかるA。さらに逃げるように立ち去ろうとする私。

短い時間でしたが熱演しました!いや〜楽しかった!ペアの方との阿吽の呼吸での演技が気持ちよかったです。

次に、インプロ(即興)の練習をしました。これは日本語で。

Freeze gameと言って、2人がインプロで劇を始め、他の人は自分がここで入れそうだなと思ったところで「Freeze!」と言って、1人とバトンタッチします。そして、どんなシチュエーションでもいいので、そこからまた劇を始めます。

インプロは少しだけ英語でやったことがあって、面白そうだな〜と思っていたので、今日のインプロも入ってみたかったのですが、他の皆さんの創造力のたくましさと、面白さ、勢いに飲まれて、Freeze!! 言えませんでした〜。うう、無念…!

でも観ているだけでもすごい楽しくて勉強になりました。岩崎理世さんのインプロがすごかった。洋服屋の店員になったり、戦国時代の武士になったり、まさに七変化でした。

午後は、映画『ミセス・ダウト』の1シーンを3グループに分かれて演じました。

練習時間は40分くらいありましたが、細かい動きを打ち合わせしたり、セリフを覚えるだけでなく、自然なやり取りになるように、それ以外のアドリブも入れて練習をしたり。

私たちのグループには、なんと英語落語家の方がいらっしゃって、小道具を何も使わずに、どうジェスチャーだけで、観客にその物を想像させるか、ということを教えてもらいました。

私はミセス・ダウト(Mrs.Doughtfire)の策略で、アレルギーのある胡椒を食事に入れられ、危うく死にかける男の役をしました。そのときの、”choking”(窒息しそうになっている様子)がリアルだったと褒めてもらいました☆

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3グループとも、同じシナリオを使ったのですが、細かい部分の演出、演技がそれぞれ独自性があって、面白かったです!この短時間でも、こんな風に詰めていくと、しっかり作り込めるんだな〜と勉強になりました。

ちなみに、参加者12名のうち、ほとんどが英語の教授や講師などをされていて、英語のレベルはとっても高かったです。皆さん発音がきれいで、初見のスクリプトもスムーズに読まれていました。

天満先生の英語発音は本当〜にきれい!!そして発声がネイティブと同じで感動しました。後ろで天満先生が英語を話したときには、ネイティブの声がラジオで流れているのかと一瞬思ったくらいです。

私も発音&発声トレーニング、もっともっとがんばろう!とやる気が出ました!

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◆今回のセミナーで学んだ「英語劇で大事なこと」◆

*英語はもちろん大事!クリアに正しく発音しないと観客に分かってもらえない。

*声の大きさも大事!せっかくきれいな英語を話していても、届かなければ通じない。

*観客からの見え方を意識した動き方。背中を向けない、立ち位置をずらして舞台上の役者全員が見えるようにする、など。

*ジェスチャー、視線、表情はとても大事。言葉がなくてもそれだけで伝わるものが大きい。

*どんな気持ちでその言葉を言っているのか、納得したうえで話すこと。納得感がないまま覚えたセリフを言ってしまうと、それは観客に伝わってしまう。

*どれだけ役になりきって、入り込めるか。セリフはしっかり覚えた方がいいけれども、本番は観客には「間違い」など分からないので、とにかくなりきって、アドリブでいいから堂々と話す。

*相手役と一緒に練習を重ねて、テンポ、リズムを作っていくことが大事。一人ずつが完璧にセリフを覚えていても、それはただ、個々がセリフを言っているだけで演劇になっていない。

*短い時間でも役者同士の信頼関係を作って、演じている最中も、信じ合い、助け合うことが大事!普段の人間関係と一緒だな〜と思いました。

以上、主に「演劇」寄りの話を多く書きましたが、いま演劇に興味がなくても、英語劇は英語学習者の方には本当におすすめです。

一人では演劇はできない、と思われるかもしれませんが、好きな映画のシーンを丸々覚えて一人芝居ができるようになってしまう、というのも良いと思います。私もそれはぜひやってみよう、と思いました。

天満先生、岩崎先生を始めとして、関西、広島、名古屋からいらした素敵な英語好きの方々と交流できたのが、とっても楽しかったです!

天満先生のセミナー、ぜひ東京でも開催してください!とお願いしてきましたので、東京近辺の方はお楽しみに♬

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Enjoy Learning English☆

タニケイ

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タニケイプロフィール

谷口 恵子(タニケイ)

プチ・レトル株式会社 CDO
ワクワク英語学習コーチ
TOEIC ・TOEFLリスニング満点
Street Academy Platinum Teacher

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