英語ブログでライティングを学ぶ方法
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最終更新日:2013/12/19
みなさん、こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!
私は実は2年以上、表参道にある英語学校FORWARDに通っています。
2009年にTOEICの点数がほぼ満点になった後も、英語がなかなか使いこなせなかった私ですが、FORWARDでは、一歩入ると日本語禁止で、英語漬けの環境になれるのと、生徒中心の、しかもコミュニケーションを取らないわけにはいかないような必修クラスがあるため、この2年間で随分、スピーキングに慣れて、英語を話すハードルがぐんと下がりました。
FORWARDでは、大学のように、必修クラスと選択クラスがあるのですが、私は先月から、新しく開講されたネイティブの先生Jamesの "Blogging in English" を選択クラスとして取り始めました。
まず英語でブログを書く、というところから始まるクラスなのですが、他にもエッセイなどを書いたり、動画を作って配信したりもするようです。
このクラスの試みが画期的で、進め方が面白いので、ぜひ紹介させてください。日本の高校や大学にも、こういう授業があったら面白いのに、と思うような授業です。
ブログのトピックを決める
まず、生徒それぞれがブログのトピックを自分で決めます。人の注意を惹き付けるタイトルの付け方、トピックの決め方も、レクチャーがありました。これは英語でも日本語でも同じなので、このブログにもとても参考になりました!
たくさんの人に読んでもらいたいなら、やはり基本は「多くの人が興味を持つこと」をトピックにすること、ですね!自分だけが興味を持っていることではなく。
そして、タイトルには "5 ways to XXX" (XXXするための5つの方法) のように、分かりやすく役に立ちそうなタイトルをつけたり、その中に数字を入れたりすると、人に興味を湧かせることができる、とのこと。たしかに、私もそういうタイトルのブログは読みたくなります。
私は "3 ways to improve your English reading skill" というタイトルで書いていくことにしました。
パラグラフライティングの基本を学ぶ
パラグラフは基本、5つのセンテンスで書いていくそうです。そして、通常は以下のようなセンテンスで構成されるとのこと。
・Topic Sentence: 1 sentence
・Supporting Sentence: 3 sentences
・Conclusion Sentence: 1 sentence
私は実は卒論も書いておらず、ライティングの基本は日本語でも良く知らないのですが、英語では、ライティングを教える人の中では、このような「パラグラフの構成」は常識なのだそうです。ただ、Supporting Sentenceの数は実際には前後するそうです。
実際にブログを書いていく
先週、ブログの 1st draft (下書き第1版)を書いてみました。
私は "3 ways to improve your English reading skill" というタイトルだけを先に決めたので、「英語のリーディングスキルを上げる3つの方法」を何にしようかと少し迷いましたが、内容のクオリティよりも、まずはライティングの練習ということで、あまり深く考えずに以下を選んでみました。
(1)リーディングスピードを上げる
(2)語彙を増やす
(3)リーディングから得たものを振り返る
生徒全員がwordpressのアカウントを作って、ブログを書いていきます。ブログは完成したら本当に公開するそうです。ただのクラス内でのライティング課題ではなく、実際にウェブで公開されると思うと、やりがいがあります!
フィードバックをもらう
フィードバックの方法もユニークです。先生が私の書いたwordpressのブログのドラフトを画面で映しながら、フィードバックを口頭でしてくれている動画を、送ってくれるのです。この部分は良いね、とか、ここは We より You を使う方が効果的だね、という説明をしてくれたり、google でこんな word で検索してみよう、という具体的なアドバイスをしてくれたり。
生徒はほとんどが皆忙しい社会人で、クラス以外に直接フィードバックの時間を持つことが難しいだろう、ということでこの「ビデオ・フィードバック」の方法にしたそうですが、リスニングの練習にもなるので、とても良いです!
掲示板でのコミュニケーション
クラス以外に、自己紹介をしたり、先生がお題を出してくれて、それに答えるようなチャットルームがあります。掲示板のようなものなのですが、ここに書くこと自体がライティングの良い練習になります。
以上、今日は、私が学んでいるクラスのご紹介でした。
英語のライティングもやはり、書いてみて、フィードバックを受けるのが一番良い方法だと思います。添削をしてくれる人がいなくても、まずは公開の場に書いてみるだけでも、良い練習になります。FacebookやTwitter、ブログなどを、ぜひ活用してみてください。
多くの人の目に触れる場に書こうとすると、事前に自分の思いついた英語が正しいかチェックするくせもつきますし、コメントなどで反応してもらえることもあるので、書いていて楽しめます。ぜひ日常の簡単なことからで良いので、ライティングしてみましょう!!
私の "3 ways to improve your reading skill" のブログも、公開されたらご紹介しますね!
Enjoy Learning English!!
タニケイ