レシテーションのポイント練習にはiPhoneアプリのmimiCopyがオススメ!
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最終更新日:2014/08/11
こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!
英語スピーチのレシテーション練習はこうやって始めよう!で、電子書籍を使ってのレシテーションの練習方法をご紹介しましたが、iPhone/iPadユーザーの方はmimiCopyという音楽再生アプリを使っての練習も併用するのがオススメです。
mimiCopyを使うと、レシテーションの練習がとてもやりやすいのです!それは、次のようなことが簡単にできるからです。
・速いところをスロースピードにして再生(50%までスローにできる!)
・苦手な箇所を練習したいときに範囲を自由に指定して再生
・何度も繰り返し練習したいときに自動で繰り返し再生
ちなみに、Androidユーザーの方は、Audio Speed Changerというアプリで同様のことができますよ!
mimiCopyを使ったレシテーション練習方法
準備:mimiCopyに音声を取り込む
1. PCへダウンロードした電子書籍の音声のmp3ファイルを、iTunesのライブラリに追加しておいてから、コネクタを使ってPCからiPhone/iPadへ移します。
2. iPhone/iPad上でmimiCopyを開いて、左上の「File」をタップします。
3. 下の「Import」の右にある「iPod」をタップすると、iPhone/iPadのmusicに入っている音声が選べます。
<mimiCopyでレシテーションを練習する>
mimiCopyでは、AB間再生とスロー再生を駆使して、特に苦手な箇所をしっかり聞いて、細かく練習していきます。
スロー再生でリスニング
mimiCopyのスピード変更機能を使って、音が聞き取れるくらいまでスピードを遅くしてみましょう。
・スピード変更機能
下のメーターのマークをタップすると、スピード変更のバーが現れますので、そこでスピードを変更します。
難しい箇所はポイント練習!
聞き取れない箇所、真似するのが難しい箇所は、AB間再生機能を使って、スロースピードで再生して、繰り返し聞いてみましょう。
・AB間再生機能
両側のツマミを動かして、繰り返し再生したい箇所を指定します。下の繰り返し再生ボタンをONにして再生すると、その範囲が繰り返し再生されます。
たとえば、オバマスピーチの中では以下の部分などが難しいので、ぜひポイント練習しましょう!
(1) the almost willful ignorance / that thinks unemployment will go away / if we just don’t think about it, / or the health care crisis / will solve itself / if we just ignore it.
→ 長い文なので / の単位で練習するのがオススメ。willful ignorance, unemployment, health, solve, ignoreなど丁寧に発音練習しましょう!
(2) It’s the hope of slaves / sitting around a fire / singing freedom songs
→ It's the をスムーズに言うのが難しいので何度も練習しましょう!sitting around a fire と singing freedom songs を生き生きとリズミカルに言いましょう。
(3) I believe / that we have a righteous wind at our backs / and that as we stand on the crossroads of history,
→ righteous wind at our backs の wind にアクセントを置いて、at our backs をスムーズに言いましょう!
スクリプトを見ないでシャドーイング!
苦手な箇所をポイント練習してスムーズに言えるようになってきたら、シャドーイングをしましょう。音声だけを聞いて、スクリプトは見ないで、音声のすぐ後を追いかけていきます。自分の声も邪魔になりますので、最初シャドーイングに慣れるまでは、イヤホンで音声を聞きながらシャドーイングをするのがオススメです。
暗唱していきましょう
シャドーイングを繰り返していくと、だんだん覚えていきますが、音声なし・スクリプトなしでも言えるように、暗唱の練習をしていきましょう。あやふやなところがあればまた音声を聞いたりスクリプトを見たりして、繰り返し練習して定着させていきます。覚えたと思っても、少し間をあけると忘れてしまいますので、練習している間は毎日、暗唱をしましょう。そのためにも、いつでもどこでも使えるスマホに音声を入れて聞けるようにしておくことが大事です!
朗唱に変えていきましょう
単にスピーチを覚えて暗唱するだけでなく、内容をしっかり理解して、話し手の意図を理解するとともに、自分がそのスピーチを通じて何を聞き手に伝えたいのかを考え、自分のスピーチに変えていきましょう。
英語学校FORWARD石渡誠先生の朗唱法については、こちらの電子書籍で学べます!
電子書籍やmimiCopyのような便利なツールを使いこなして、一緒にレシテーションを楽しみながら英語力を上げていきましょう☆
タニケイ