英語学校FORWARDのレシテーション・オープンクラスの模様をレポート!
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最終更新日:2014/08/11
こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!
先日、英語スピーチのレシテーション(朗唱)のススメでも書きましたが、レシテーションという練習法は、英語力を全体的に上げたい人、なかでも特に英語で話す力、伝える力を身につけたい人には、とてもおすすめの方法です。
私の通っている英語学校FORWARDでは、年に4回レシテーション(朗唱)のコンテストがあるのですが、次回の4月のコンテストは、FORWARD生以外でも参加できます。
そして、その練習の場として、先週3月21日、一般の人も対象にしたオープンクラスが開催されました。
オープンクラスの先生は、私も1年半ほど担任をしていただいたことのあるMichi先生です!
レシテーションは、普段から発音のクラスで細かく指導してもらったり、代表の石渡先生の月2回のクラスで直接指導していただいたりする場があるのですが、それでも練習し足りないFORWARD生も多数参加していました。
そして、FORWARD外からは、なんと、ROMYさんのブログを経由して、私のブログを読んで参加してくださった方も!
ありがとうございます☆
私も、普段から、石渡誠先生の電子書籍を使ってレシテーションの練習をするワークショップをFORWARD生向けに開催したり、練習し足りない人たちと一緒に会議室を借りて毎週練習したりしているのですが、Michi先生から直接レシテーションのレクチャーを受けられる!ということで、このオープンクラスに参加させていただきました。
グループで「カット練習」
まず、3人一組になって、「カット練習」をしました。
「カット練習」は、3人がトライアングルの形で立って、1人目が2人目の人に向かって、細かい単位に区切ってスピーチをします。それを、2人目の人はスクリプトを見ないで真似をして、3人目の人に向かってスピーチします。そして、3人目は1人目の人に向かって同じスピーチをします。
たとえば、こんな感じです。
1人目:John Kerry believes in energy independence,
2人目:John Kerry believes in energy independence,
3人目:John Kerry believes in energy independence,
皆さん、しっかり練習してきていて、伝言ゲームのように少しずつ変わっていく、ということもなく、とってもスムーズでした!
カット練習は、細かい単位でしっかり発音などを確認していく良い練習になります。一人で練習をするときにも、いきなりパラグラフ単位やセンテンス単位で覚えるのではなく、細かい単位からじっくり練習を始めるのがおすすめです!
グループで「コネクト練習」
その次に、「コネクト練習」をしました。
「コネクト練習」は、また同じ3人でトライアングルになってするのですが、今度は1人目の人がスピーチをした続きを、2人目はスピーチします。3人目はさらにその続きをスピーチする、というものです。
こんな風に、どんどんスピーチが進んでいきます。
1人目:John Kerry believes in energy independence,
2人目:so we aren't held hostage
3人目:to the profit of oil companies...
コネクト練習は、前の人がどこで区切るか分からないので、ちょっとスリリングなのですが、自分ひとりでスピーチをするときに、ちょっと忘れそうになっても、どこからでもスピーチを再開できるような練習になります。
特に最後のパラグラフのリズミカルなところは、前の人としっかりリズムを合わせて言えると気持ちよかったです!
この「カット練習」「コネクト練習」をパラグラフごとにやっていきました。
今回のコンテストの範囲は4パラグラフあります。4回ともグループのメンバーを替えて、練習をしていきましたので、色々な方と一緒に練習ができたのが楽しかったです!
パラグラフごとにレシテーション披露
パラグラフごとに、希望者数人がレシテーションを披露して、Michi先生がそれぞれの人にアドバイスをしてくれました。
人によって指摘される箇所は違いましたが、発音やイントネーション、ジェスチャー、立ち方、目線など、幅広くアドバイスされて、聞いているだけでもとても参考になりました。
Michi先生は「目をキラキラさせて!」とか「クレイジーになって!」(実際には英語です)など、ユニークなアドバイスの仕方をしていたのですが、アドバイスされた人が本当に目をキラキラさせたり、見たことのないようなハイテンションになっていて、それが、その人の普段のレシテーションよりもグッと良くなっているのを見て、「すごい!!」と思いました。
私も刺激を受けて、いつもの自分とは違うレシテーションをしてみたところ、先生にも他の生徒にも好評でした☆
FORWARDではいつも、合い言葉のように「自分の枠を超える」「コンフォートゾーンの外に出てみる」ということを言われます。英語力を伸ばすには、「成長」が必要で、今の自分の枠の中にとどまったままでは、成長はない、ということかと思います。
レシテーションの練習をしていると、これは本当に「自分の枠を超える」練習だな〜と思います。だから、英語力だけではなく、色々な力が身に付くのですね☆
このオープンクラス、予定では1時間半から2時間のクラスのはずでしたが、延長に延長を重ねて、3時間のクラスになりました。とても、とても、学びの多い3時間でした。Michi先生の熱意に感謝です!
最後にMichi先生のお手本も見せていただきました。
石渡先生もそうですが、Michi先生も、やはりオバマとは違うオリジナルのスピーチで、Michi先生からのメッセージがとても伝わってきました。
レシテーションは、まずはたくさんオリジナルの音声を聞いて、真似をするところから始めますが、最後は自分がしっかりそのメッセージを理解して、自分の伝えたいスピーチとして話すのが大事なんですね。
朗唱コンテストの予選は、4月10日から始まります。FORWARD生以外の一般の方も、4月11日(金)の夜に予選に参加できますので、今からでもぜひ練習してみてくださいね!!
コンテストの詳細はこちら
そして、朗唱コンテストの決勝は4月26日(土)、会場は表参道のDDD AOYAMA CROSS THEATERです。こちらもどなたでも観覧可能ですので、レシテーションに興味があるけれど、今回は参加は難しそう...という方は、観覧だけでもどうぞ。開始時間など詳細は、近々発表されると思います。
一緒にレシテーションを楽しんで、英語力アップしていきましょう!!
Enjoy Learning English☆
タニケイ