英語スピーチで英語力を伸ばす!~6週間の朗唱体験記vol.1~簡単な単語ほど発音に気をつけよう!
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最終更新日:2016/06/14
こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!
英語学習者のみなさんにとてもおすすめの「レシテーション」。私も日々、仕事の合間をぬって、ときには仕事中にも、オバマやジョブズのスピーチを練習しています。通っている英語学校FORWARDでは、3ヶ月に1回レシテーションコンテストが開かれていて、毎回100名以上が参加しています。
なんと、次回7月のFORWARDのレシテーションコンテストには、英語学習中の大学4年生、ゆーかちゃんも参戦することになりました。そして、レシテーション初挑戦のゆーかちゃんには、レシテーション歴2年以上の私が、コンテスト予選までの残り6週間、専属コーチとしてアドバイスをしていきます☆
みなさんもよかったら、一緒にレシテーションに挑戦してみてくださいね!
英語スピーチで英語力を伸ばす!~6週間の朗唱体験記~
こんにちは、ゆーかです!
この度、私7月11日(金)開催の「FORWARD 2014夏英語スピーチレシテーションコンテスト」に参加することになりました!初めてレシテーションというものに挑戦します!!
♦FORWARDレシテーションコンテスト詳細♦
*予選日時:2014年7月11日(金)19:30開始
*予選会場:FORWARD教室内(アクセス)
*応募〆切:2014年7月9日(水)
*どなたでも参加可能です!会場の関係上、先着順となっているので(最大60名ほど)気になった方は早めに応募してみてください!みなさんで頑張りましょう~~!!応募はこちらから。
♦レシテーションとは♦
レシテーションは「朗唱」とも呼ばれています。有名な詩やスピーチなどをそっくりそのまま覚えて、真似して朗唱するんです!そこで大事なのが、ただ丸暗記することや物真似をするのではなく、「ありとあらゆるものを頭と心で理解して、自分なりの伝え方を学びながら言葉を習得していくプロセス」(石渡誠著『英語を本気でモノにするための学習法』)なのだそうです。つまりそのスピーチ自体を自分のものにして伝えるということですね!
今回私が挑戦しているのは、アメリカ大統領オバマのスピーチ"The Audacity of Hope"です。オバマのスピーチで有名なのは大統領就任演説の時のものですが、"The Audacity of Hope"は、オバマが大統領になる前に、アメリカで一気に有名になったきっかけとも言える名演説です。2004年、民主党大統領候補であったジョン・ケリーの支持を訴えるための基調演説でのスピーチなのです。
と、こんな感じでレシテーション、オバマのスピーチについてなんとなく分かっていただけたでしょうか?
♦練習の進め方♦
今回のコンテストでは約2分間のスピーチに挑戦します。といっても一気に全部覚えることはできないので、スピーチの文章を5パラグラフに分けて、1週間に2パラグラフづつ、3週間で全て覚えよう!という作戦です。
私のレシテーションコーチ、タニケイさんによると、スピーチを覚えるだけの、ただの「暗唱」を超えて、しっかり何度も声に出しながら内容を味わい、「朗唱」にしていかないと、レシテーションではないそうです。なので、覚えた後の残りの3週間は、スピーチを味わいながら自分のモノにしていく、という時間に使うことになりました。
今週は1パラグラフ目の朗唱練習です!量はあまり多くなかったのですが、イントネーションや発音、アクセントをつけるところなどなど気をつけなくちゃいけないことが盛り沢山でした(汗)そこで私は2つのことを意識して練習するようにしました!
練習は、これまた石渡誠先生の本『英語を本気でモノにするスピーチ朗唱法』で紹介されている通りに進めていったのですが、気をつけたことの一つ目は、一文を細かい単位に区切って練習することです!
私はそれに加えて、始めはこれでもかっていうくらいゆっくり練習するようにしました。そして気をつけなくちゃいけないポイント(二つの単語をつなげて読むところ、発音やアクセントの位置が難しい単語など)を無意識に言えるようになってきたら、スピードを上げて文をつなげて言えるようにする、という風にしました!
それから二つ目は、タニケイさんにアドバイスいただいた通り、スクリプトを読む前に何度も音源を聞き、聞こえた通りに発音することです!スクリプトを見てから発音すると、どうしても日本語っぽくなっちゃうみたいです。英語を聞いたまま発音できるようになりたいです!
♦フィードバックを受けて♦
そして今日は、初めての『タニケイチェック』(コンテストまで定期的にタニケイさんのチェックを受けていきます)で、覚えてきた1パラグラフを暗唱しました!ドキドキ。一応止まらずに暗唱できましたが、発音など直したほうがいい箇所をフィードバックしてもらいました!
そして驚き!John Kerryという最初の単語。Kerryの"r"の発音は気をつけて練習してきたのですが、直されたのは"John"の方でした!「ジョン」ではなく「ジャン」に近い感じで発音するようにって言われました!日本語で「ジョン」と言い慣れていただけに、音源を聞いていたにも関わらずその違いに気づきませんでした。
同じような指摘がもう一つ、"one"という単語!えっ!そんな簡単な言葉が?って思ったのですが、これも日本語発音に慣れてしまっていて「わん」と言っていたみたいです。そうではなくて、「う」の口で「わっ」と口を開くように、と言われてやってみたら確かに全然違う!
簡単かつ日常生活で使い慣れている単語こそ、音源をもっと丁寧に聞いて気をつけて発音しようと思いましたね^^
次回は2パラグラフ目の暗唱です~!2パラグラフはちょっと長めなので覚えられるか心配ですが頑張ります~!!!
ゆーか
タニケイからひとこと
ゆーかちゃんのオバマスピーチのパラグラフ1のチェックをしてみて、「オバマの音声をとても良く聞き込んでいるな〜!」とすぐ分かりました。オバマがほとんど発音していない部分("saga"の後半)や、音が変わっている部分(we'reの発音)などを、そのまま真似していたからです。イントネーションも、オバマのスピーチにとても近かったです。
練習の進め方として、「まずはオバマのオリジナルのスピーチをできるだけ聞いてコピーする」ことをおすすめしています。その後で、スクリプトを見て、何と言っているのか意味も考えながら繰り返して覚えていくと、覚えやすいですし、英語らしいナチュラルなイントネーションやリズムが身に付きます。
ゆーかちゃんには、いくつか発音上のアドバイスをさせてもらいましたが、練習の仕方はこのままで問題ありませんので、パラグラフ2も引き続き、石渡先生の電子書籍を使って、繰り返し音声を聞く、短い単位で区切って練習をする、つなげていく、という練習をしていきましょう☆
「英語スピーチで英語力を伸ばす!~6週間の朗唱体験記vol.2~単語と単語の繋がりをナチュラルに言う!」
タニケイ