Huluで『glee/グリー』を観ながら英語学習☆シーズン1・第2話の気になるセリフ集
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こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!
Huluで『glee/グリー』を観ながら英語学習☆英語字幕で楽しもう!の記事でもご紹介しましたが、英語字幕で映画や海外ドラマを観ていると、これは使ってみたい!面白い!と思えるセリフにたくさん出会えます。
今日は、Huluで『glee/グリー』のシーズン1・第2話を、英語音声&英語字幕で観てみました。その中で「これは使ってみたい!」「こんな風に言うんだ!」と思ったセリフをご紹介します。
Huluは、月額933円(税抜)で、好きなだけ映画や海外ドラマが見られて、家ではPC、外ではスマホで観るなど、複数のデバイスで観ることができる、とても便利な動画配信サービスです。
よかったら、2週間お試しができるHuluで、一緒に『glee/グリー』のシーズン1・第2話を観ながら、読んでみてくださいね!(2週間経って解約しない場合には自動的に契約更新となりますのでご注意ください)
『glee/グリー』シーズン1・第2話から
フィンがレイチェルのキャリーケースを持ってあげようとするときのセリフ
Let me help you with that.
(手伝うよ)
こんな風にさりげなく手伝えて、さらに、このセリフがさらっと出てくると素敵ですね!
そして、相手が今持っているものについては、"this" ではなく、"that" で指すんですね。自分からの距離によって「これ」と「それ」を使い分けることが多い日本語とは、ちょっと感覚が違いますね。
エマが朝、学校で偶然を装ってウィルと出会ったときに言うセリフ
oh, look we match, periwinkle.
(あら、私たちおそろいね。periwinkle色で)
"periwinkle"って何だろう?と思って、日本語字幕で観てみたら「服がブルーでおそろい。」と訳されていました。
調べてみたら、"periwinkle"は、ニチニチソウという花の名前で、ブルー系の色の名前にもなっているそうです。こんな風に使えるくらい、一般的な色なのでしょうか?
グリークラブをなくせと脅しをかけてくるスーにウィルが一言
I know you're used to being the cock of the walk around here...
(君はここでいばるのに慣れてるようだけど)
"cock of the walk" はイディオムで、「親分」「お山の大将」「ボス的な存在」を指すそうです。かなり、対決モードですね。
グリークラブを辞めてと迫るガールフレンドにフィンが言ったセリフ
Everything's going to work out.
(すべてうまくいくよ)
根拠がなくても、こう信じていると、本当に "work out" しそうな気がしますね。でもフィンは、とりあえずその場を逃れたいだけ、のような言い方でしたが...。going to は gonna と省略して発音しているので、とても速くて短いセリフです。
フィンのガールフレンドがレイチェルに一言
Eavesdrop much?
(盗み聞き?)
"eavesdrop" は「盗み聞きする」。ちなみに、"eaves"は「家の軒」「ひさし」のことだそうです。使う機会はあまりなさそうですが、面白い言葉なので取り上げてみました!
ウィルの妻のテリーが不動産屋の女性に言ったセリフ
well -- obviously, we're expecting a family and I have a real sense that it might be a girl.
(あの、実を言うと子供が生まれる予定で、女の子じゃないかと思うの)
話し始めや、つなぎに、"well" はよく使われますね。「あ〜」とか「え〜」とか、言ってしまいそうになったら、代わりに "well" を使うと英語らしくていいですね!
"expecting" は「妊娠している」という意味があります。「そう期待しています」と言うつもりで、"I'm expecting." (私は妊娠しています) と言ってしまった人が、"congratulations!!" と言われている場面に遭遇したことがあります。女性は特に気をつけましょう!
テリーの姉が「こんな狭い家で子育てするなんて」と言った後に続けたセリフ
when pigs fly.
(ありえない)
「豚が空を飛ぶとき」つまり、「あり得ない」「絶対にない」ということなんだそうです!面白い表現ですね。
片思いに悩むレイチェルを励ますエマの言葉
Here's what I think.
Common interests are the key to romance.
All right? So find out what he likes.
Then he'll see you in a positive way,
and maybe you'll end up doing something that you never would have expected.
(わたしはこう思うわ。
共通の趣味が恋愛には不可欠よ
そうね、まずは彼が好きなものを見つけて。
そうすれば、彼はあなたを肯定的に見るようになるわ。
そして、思ってもみなかった良い結果に発展するかもしれないわよ)
とても具体的なアドバイスですね。アメリカのスクールカウンセラーはこんな風に恋愛相談にも乗ってくれるのでしょうか?
"end up ~ing" は「最後には〜することになる」という言い方ですが、それが何か分からなくても、「思ってもみなかった結果になるかも」というときには、この文をそのまま使えそうですね!
豪華な家を買うためのextra workが見つからなかったと謝るウィルに妻のテリーが一言
Why can't we ever be the ones to catch a break?
(どうして私たちいつも幸運をつかめないの?)
"catch a break" は「幸運をつかむ」というイディオムだそうです。"break" は色々な意味がありますが、「幸運」という意味もあります。
夜に用務員の仕事をしている理由をエマに説明するウィル
Terri and I are trying to buy a house and we're, you know, struggling to make ends meet.
(テリーと僕は家を買おうとしてて、なんとかやりくりしようとしてるんだ)
"make ends meet" は「収支を合わせる」「収入の範囲内でやっていく」という意味だそうです。ends=「両端」を合わせる、というところから、収入と支出を合わせる、という意味になっていくんですね!
グリークラブのメンバーを集めたレイチェルにメンバーが一言
I'm so sick of hearing you squawk, Eva Peron.
(あんたの演説は聞き飽きたよ、Eva Peron)
"I'm sick of ~" は「〜にはもううんざり」という意味です。
"squawk" は「ガーガー鳴く」。アヒルなどの鳴き声に使うそうです。発音は [skwˈɔːk]。
"Eva Peron" は映画やミュージカルの「エビータ」で有名な人物。アルゼンチンの女優で、フアン・ペロン大統領と結婚し、ファーストレディとなった後は、演説を行って政治的な活動をしていった人です。ちょっとした演説を始めようとするレイチェルを冷やかして、Eva Peronと呼んでいるのですね。
以上、『glee/グリー』シーズン1・第2話から、面白い英語のセリフをご紹介しました!
英語字幕で観ていて、「これは面白い!日本語では何と訳しているんだろう?」と思って日本語字幕を観てみると、文字数制限のためか、日本語字幕ではバッサリ内容が削られていたり、かなり意訳していることも多いです。
それを読むのも面白いですし、自分なら何と訳すかな?と考えてみるのも面白いですね。ちなみに、このブログで載せている和訳は、タニケイのオリジナル訳です。
また、今回は取り上げていませんが、よく出てくるFiggins校長の英語はインド人の英語発音のようなので、インド人の英語を聞き取る練習をしたい人にはおすすめです!
『glee/グリー』、これからどうなっていくのでしょうか。次回をお楽しみに!
他にもHuluで、英語字幕がついている映画や海外ドラマを使うと、楽しく効果的な英語学習ができますので、おすすめです!
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Enjoy Learning English☆
タニケイ