きまぐれでも効果あり!好きな映画やドラマで英語を学ぶ3つの方法 | Enjoy Learning English!!

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きまぐれでも効果あり!好きな映画やドラマで英語を学ぶ3つの方法

公開日: :

こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!

海外の映画やドラマが好きな方、よく観ている方、せっかくなら、ついでに英語学習してみませんか?

映画やドラマを使って英語学習をすると、その言葉やフレーズを使うシチュエーションが分かりやすくて、言い方や表情まで一緒に学べるので、自然な英語を学ぶのにとてもおすすめです。

でも、映画やドラマをまるまる一本使う必要はありません。また、スケジュールを決めてきっちりやっていく必要もありません。「きまぐれ」でいいんです!

自分の気が向いたときに、好きな映画やドラマの、好きなシーンだけを選んで、英語学習に使ってみてください。それだけでも、自然な英語のフレーズをいくつか身につけられます。また、自分の好きなシーンなだけに、印象に残りやすいので、がんばって興味のないシーンまで使って学習するよりも、効果的で飽きにくく、おすすめです。

映画やドラマで英語学習(準備)

・自分の好きな映画やドラマで、英語字幕が表示できるもの、またはスクリプトがあるものを選びましょう。
・自分の好きなシーンを選びましょう。(時間は30秒〜2分くらいまでがおすすめ)

そして、次の3つの方法で英語学習に使ってみてください。(1)〜(3)のどれか一つだけでもいいですし、時間とやる気があれば、もちろん全部やっても構いません。

今回はサンプルとして、「ラブ・アクチュアリー」の、David(ヒュー・グラント)とNatalieの出会いのシーン(イギリス首相官邸)を選んでみました。

(1)映画やドラマでディクテーション

・まず、字幕を消して音声だけを聞いて、それをディクテーション(書き取り)します。手書きでも、Excelなどにタイプしてもどちらでも構いません。一時停止したり、巻き戻したりしながら、聞き取れた部分を書き取りましょう。何度か聞いても分からない部分は「xxx」などと書いておきます。

私はこのようにExcelに書いてみました。
LA-dictation

・次に、英語字幕を表示させて、観ながら答え合わせをします。

私は、Excelの隣の列に正しいセリフを書き直して、間違えた箇所を赤字にしてみました。ここまでしなくても、間違えたところや聞き取れなかった部分だけをメモするだけでもOKです。
LA-answer

・日本語字幕で観て、プロがどう訳したのか確認してみましょう。
LA-japanese

・特に気になるフレーズなどがあれば、何度か読んだり聞き直したりして、覚えてしまいましょう!

私はこのように気になったフレーズを黄色でハイライトしてみました。
LA-dictation2

今回のシーンで、私の気になったフレーズはこちら。

I think he was a pervert.
(どう見てもヘンタイだったが...)

I should be easier than the last lot. No nappies, no teenagers, no scary wife.
(前首相と違って うるさい妻にもおむつにも無縁だ)

I did have a premonition I was gonna fuck up on my first day.
(初日から大失敗ですわ)

Oh, piss it!
(バカタレ!)

I'll get my things and then let's fix the country, shall we?
(では この国の建て直しのお手伝いを)

I can't see why not.
(頼むよ)

(2)映画やドラマでボキャビル

・英語字幕で観ながら、気になった単語やフレーズがあったら、一時停止して意味を調べてみましょう。

LA-english

・ニュアンスもつかめるように、できるだけ英英辞典を使って「英語で」意味を確認します。オンライン辞書も色々ありますが、一番簡単な方法として、googleで、[調べたい単語 definition] というキーワードで検索すると、以下のように、検索結果の一番上に、英語の意味が出てくるので、活用してみてください。

LA-definition

・調べた言葉をつぶやきながら、意味を頭の中でイメージ化してみましょう。イメージ化しにくいときには、googleの画像検索で、その言葉を検索してみるのもおすすめです。

例:"nappies"をgoogleの画像検索で検索した結果
LA-nappies

・調べた単語をまとめて自分なりのwordリストを作りたい場合には、以下のように作ってみましょう。
LA-words

wordリストを作るのは必須ではありませんが、単語がたまっていくと充実感があって、モチベーションを高めるのに役立ちますし、後で復習もできます。ぜひ、単語と意味だけではなく、それが使われていた映画のシーンや、フレーズも一緒に書いておきましょう。wordリストは手書きでもOKですが、Excelやgoogleスプレッドシートを使うと検索ができたり並べ替えができるので便利ですよ!)

今回のシーンで、私が気になった単語とその意味はこちら。

pervert
= a person whose sexual behaviour is regarded as abnormal and unacceptable.

lot
= a particular group or set of people or things.

nappy
= a piece of towelling or other absorbent material wrapped round a baby's bottom and between its legs to absorb and retain urine and faeces.

premonition
= a strong feeling that something is about to happen, especially something unpleasant.

fuck up
= do something badly or ineptly.

piss
= pee

(3)映画やドラマでスピーキング練習

使ってみたいフレーズや、聞き取りにくかったフレーズがあれば、英語字幕を表示させた状態で、聞いてリピートしたり、一緒に言ってみたり、字幕を観ないでシャドーイングをしてみたりして、スピーキング練習もしましょう。

また、自分が言っている場面を妄想して、気持ちを込めて、そのフレーズを話してみましょう。

そして、できるだけ早く、実際にそのフレーズを使ってみましょう。会話で使うチャンスがなければ、妄想会話(頭の中で一人二役でシミュレーションの会話をする)や日記、SNSでのつぶやき、などで使ってみましょう!

以上、「好きな映画やドラマで英語を学ぶ3つの方法」でした。

ポイントは「好きなときに」「好きな映画やドラマの」「好きなシーンで」学ぶことです。あまり自分に厳しくなりすぎず、楽しみながら、ナチュラルな英語フレーズを身につけていきましょう!!

Enjoy Learning English☆

タニケイ

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タニケイプロフィール

谷口 恵子(タニケイ)

プチ・レトル株式会社 CDO
ワクワク英語学習コーチ
TOEIC ・TOEFLリスニング満点
Street Academy Platinum Teacher

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