『The Japan Times ST』×バイリンガールコラボイベント取材レポートvol.1 ボキャブラリーを増やす方法をご紹介！
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こんにちは。英語学習コーチのタニケイです！
先日、英語学習者向けの英字新聞『The Japan Times ST』（以下、『ST』）と、たくさんの楽しいYouTube動画で英語を教えてくれる「バイリンガール」こと吉田ちかさんとのコラボイベントを取材させていただきました！
イベントのタイトルは「英語がぐっと身近になる一日」。うん、素敵☆
第一部では、『ST』の高橋編集長が、「単語を覚えてもすぐ忘れてしまう」「語彙を増やして表現力を高めたい」という方のために、ボキャブラリーの増やし方を中心に、効率の良い英語学習のポイントを紹介してくださいました。
第二部は、バイリンガール・吉田ちかさんによる、「動画で楽しく英会話」！
ちかさん自身が、「バイリンガール英会話」チャンネルのいくつかの動画から、英語のクイズを出題。間違えた人にはちょっと恥ずかしい罰ゲームもありました！
そして第三部は「吉田ちかさんトークショー」！ちかさんが、大学卒業後に日本に帰国した経緯や、動画制作にかける想い、プライベートのことまで、色々お話してくれました。
このイベント、なんと100名限定の無料イベントで、先着順でしたので、参加できた方はと〜ってもラッキーでしたね！！
今回は、このイベントの第一部、高橋編集長による、ボキャブラリーの増やし方についてのお話をご紹介しますね！
第一部「ボキャブラリーを増やそう」by『ST』高橋編集長
私もよく質問を受けるのですが、どうやってボキャブラリーを増やしたらいいのか、どうやったら覚えやすいのか、というのは多くの英語学習者の方の共通の悩みではないかと思います。
『ST』編集長の高橋さんは、単語帳の裏表に、英語と日本語を書いてそれだけを覚えるのは非効率だと言います。
こうした方法は、学生時代の試験前の一夜漬けには良かったかもしれませんが、定着しませんし、使える英語になりませんよね。
ではどういう方法が良いのでしょう？
高橋さんのおすすめの方法は、
「音声付きの教材の文章の中に出てきた自分の知らない単語を集めたオリジナル単語帳を作ること」
そして、その単語帳には、日本語の意味の他に、英英辞典に載っているような英語での説明を書いたり、その単語の用例（使われ方）を書いたり、関連する動詞・名詞・形容詞などを一緒に記載しておくのだそうです。
こうすると、文脈とセットで出てくるので頭に定着しやすく、単語の使い方も学ぶことができ、そして音声も聞けることで耳からも覚えられる、というメリットがあるそうです。
そういえば、私も大人になってからの英語学習では、単語帳や単語本を使って、単語だけを覚えたことはありません。全部、文章を読んだり聞いたりする中で、文脈の中で新しく出会った単語をインプットしてきました。
ではどんな教材を使ったら良いのでしょう？
高橋さんおすすめの教材はこちら！
「英語で読む 日本昔ばなし」
レベル：初級・中級（TOEIC:400-700）
桃太郎、かちかち山、かさ地蔵など、おなじみの昔話を英語にしたもの。全ての物語に全訳と音声CDがついています。
「NEWS DIGEST」
レベル：中級・上級（TOEIC: 700以上）
ジャパンタイムズ紙、インターナショナルニューヨークタイムズ紙に掲載された英文記事から17本を収録。全訳＋音声CD付き。
その他の教材でも、何か文章を選ぶときには、知らない単語が1割弱くらいのものがおすすめだそうです。
さらに、高橋さんは、「目」だけで覚えようとせず、「耳」や「口」も活用する、つまり何度も音声を聞いたり、何度も音読をすることを推奨されていました。
どのくらい聞いたら良いかというと、同じ文章を累計で300-400回とのこと。ひえ〜！と思うかもしれませんが、たとえば1分の文章だったら、毎日通勤時間やスキマ時間を使って聞くだけでも20-30回は軽く聞けます
高橋さんは「自分の生活を見直したら、使える時間があるはず。料理、お風呂、ゲームなど。探してみてください。ちなみに僕はゲームをやりながら、英語を聞いています」とのこと！
一度しっかり聞いて理解した英語だったら、聞き流しているようでもちゃんと耳が拾ってくれるんですよね。
同様に、何度も音読するというのも、非常に効果のある学習法だと高橋さんは言います。繰り返しているうちにだんだん覚えてしまって、どんどん自分のものになる、とのことです。
これ、私も実感しています！シャドーイングをする前段階で、意味を理解したり、音読、リピーティング、オーバーラッピングをするのですが、単語を覚えようと思っていなくても、何度も口に出しているうちに単語も自然と覚えてしまいます。
単語を覚えるのが苦手だな〜と思う人は、ぜひたくさん聞いて、たくさん口に出して覚える、というやり方、試してみてくださいね！
その他にも、知らない単語であっても単語の一部や、単語の形から意味を推測できる力、「推測力」をつけるとか、語句の持つイメージを押さえて、応用がきくようにするという方法を教えてもらいました。
単語を覚えるのが苦手だな〜と思っている方は、ぜひトライしてみましょう！！
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第二部、第三部の内容はこちら
