記憶の仕組みを利用して単語力アップ☆「ブレイン・ボキャビル」を使って1000単語を効率よく覚えよう! | Enjoy Learning English!!

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記憶の仕組みを利用して単語力アップ☆「ブレイン・ボキャビル」を使って1000単語を効率よく覚えよう!

公開日: : 最終更新日:2018/10/12

こんにちは!英語学習コーチのタニケイです。

洋書や英語の長文を読んでいる時、こんなことを考えたことはないでしょうか? 

「意味のわからない単語が気になって、続きに集中できない」
「いちいち日本語に訳しながら読んでしまい、時間がかかる」
「ちょっと読むだけで疲れてしまった」

特に、わからない単語が多いと文章の大まかな意味もつかめず、最後まで目を通したのに結局内容が理解できなかった、なんてことが起こりがちです。

すでに実感している方も多いと思いますが、単語力はリーディング力に直結します。リーディング力を伸ばしたければ、決して避けて通れないのが単語力強化なのです。

単語力強化、と一口に言ってもその方法は様々です。ですが、大抵の場合「限られた時間で、できるだけたくさんの単語を覚えていきたい」と考えている方がほとんどのはず。

そこで、この度出版した書籍『学校では教えてくれない!1ヶ月で洋書が読めるタニケイ式英語リーディング』では、私たちの記憶の仕組みを使って単語を覚える「ブレイン・ボキャビル」という方法をご紹介しています。

単語暗記法だけでなく、リーディング力を底上げするのに必須の「速読トレーニング」の方法も紹介していますので、ご興味のある方はぜひお手にとってみてくださいね。

今回のブログでは、本書の中から、単語暗記を効率的に行う「ブレイン・ボキャビル」について、簡単にご紹介してしまいます!

単語暗記を効率的に行う「ブレイン・ボキャビル」とは

「ブレイン・ボキャビル」とは、ひとことで言えば「記憶と感情をリンクさせて単語を覚える暗記法」です。記憶と感情をリンクさせるために、「アンカー」というものを自分で作ります。アンカーとは船のイカリのこと。アンカーを作って、英単語を思い出す引っかかりにするのです。

アンカーとして一番おすすめなのは、何といっても「語呂合わせ」です!

英単語のみならず、古語や歴史の年号、化学の元素記号など、面白い語呂合わせを作って暗記していると、不思議と記憶に残りやすくなりますよね。

なぜ語呂合わせは記憶に残りやすいのかというと、「楽しい」「面白い」という「感情」が働いているからです。

少し詳しく説明すると、私たちが目や耳から得た情報は、私たちの脳内で「短期記憶」と「長期記憶」という二種類に分類されます。そのうち「長期記憶」に分類された情報は、「自分にとって特に重要な情報」として、長期間覚えておくことができます。

その「どの情報が自分にとって重要なのか」という選別を行うのは、脳の中の海馬という場所です。そして海馬の隣には扁桃核という感情をコントロールする部位があり、この2つの器官は頻繁に情報をやり取りしている、いわば仲の良い隣人同士です。

語呂合わせを作ると単語を覚えやすくなるのは、「楽しい」「面白い」という感情を伴いながら単語を覚えることで、扁桃核が刺激されて、お隣の海馬が重要な情報と判断するためだと考えられます。

ブレイン・ボキャビルとは、この脳の仕組みを応用して、英単語を語呂合わせで楽しく覚えられる効率的な学習方法なのです。

特に、人から聞いた語呂合わせではなく、自分で頭をひねって語呂合わせを作ることで、考える作業全部を通して、その英単語を記憶に残りやすくする効果もあります。ですので、語呂合わせを集めた単語集を買うのもいいのですが、できれば自分で作ってみましょう!

語呂合わせが苦手だという方は、その英単語を使った例文を考えてみるのもいいですね。そのときにも、実際に経験したことや考えていることを例文にしてみると、印象に残りやすくなりますよ。

また、タニケイ式ブレイン・ボキャビルでは、こうした記憶の仕組みを応用した暗記法を用い、効率的に覚えて定着させる復習やテストのスケジュールを組むことにより、1ヶ月で1000語という数の単語暗記が可能になります。

覚えるべき単語の選択方法やスケジュールのより詳しい組み方などは、『学校では教えてくれない!1ヶ月で洋書が読めるタニケイ式英語リーディング』の中でご紹介していますので、参考にしてくださいね。

そして巻末には「もっと手っ取り早く洋書をスラスラ読みたい!」という方のために、人気のある洋書100冊から頻出単語を分析・抽出した『洋書を読むためにまず覚えるべき厳選1000単語リスト』も収録しています。

『洋書を読むためにまず覚えるべき厳選1000 単語リスト』は以下からもダウンロードできますので、ぜひ参考にして使ってみてください!

▶「 洋書を読むためにまず覚えるべき厳選 1000 単語リスト」
http://pbook.info/reading

というわけで、ブレイン・ボキャビルとは

①記憶の仕組みを最大限に応用した暗記法でとにかく覚えやすい
②効率的な復習とテストでしっかり定着させられる
③1ヶ月単位のスケジュールでやる気が続く

楽しく効率的な暗記方法でした。

次回は「洋書リーディングを習慣化できる秘密兵器!Kindleの活用方法」についてご紹介したいと思います。ボキャビルで鍛えた単語力をすぐに活用できる上に、単語力が十分でない状態でもストレスなく読み続けられるKindle。次回もぜひチェックしてみてくださいね!

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タニケイプロフィール

谷口 恵子(タニケイ)

プチ・レトル株式会社 CDO
ワクワク英語学習コーチ
TOEIC ・TOEFLリスニング満点
Street Academy Platinum Teacher

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