英語発音をマネるのに効果抜群!洋楽で楽しく英語学習☆
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こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!
ストリートアカデミーで開講しているシャドーイング講座を受講された方から、「洋楽が好きなのですが、英語学習に使えますか?」というご質問を時々いただきますので、こちらでも回答させていただきますね。
洋楽はメロディーがあるので、少し後をついて話すシャドーイングには向いていません。メロディーに乗って歌う方が歌いやすいので、タイミングをずらさず一緒に歌う方が良いです。ただ、洋楽はリズムやメロディーに合わせて発音を真似しやすく、特に単語と単語がつながって聞こえるリエゾン部分や、最後の音を省略して次の単語につなげるリダクションがつかみやすいので、リスニングの良い練習になります。
特に洋楽が好きな方は、英語学習を始めるときに、洋楽で気分を盛り上げて、その後シャドーイングトレーニングなどをして、終わったらまた洋楽を一緒に歌って終わる、などのようにサンドイッチにすると、モチベーションを保ちやすいのではないかと思います。
では具体的に洋楽をどのように英語学習に使ったらよいのでしょうか。ただ聞くだけでもたしかに耳は慣れますが、英語ニュースなどの聞き流しと同じで、音は聞き取れても何を言っているかは分からないという状態が続いてしまいます。私のオススメの方法をご紹介しますね!
タニケイおすすめの洋楽英語学習法
(1)好きな洋楽を一つ決める
特に好きな曲がない人、決められない人は、以下の中から選んでみてください。
・The Beatles / Let It Be
・Carpenters / Yesterday Once More
・CHICAGO / Hard To Say I'm Sorry
・ABBA / Dancing Queen
・Backstreet Boys / I Want It That Way
・Mariah Carey / All I Want For Christmas
(2)歌詞を見ないで聞く
まずは、歌詞を見ないで歌だけを聞きましょう。何と言っているか分からない部分があっても構いません。まずは音とリズムを味わいましょう。10回以上は聞いてみてください。メロディーを覚えてきたら鼻歌で一緒に歌って、音階とリズムだけをつかむのもおすすめです。
(3)歌詞を見ながら聞く
次に歌詞を見ながら、聞いてみましょう。聞き取れなかった部分の、音と言葉を結びつけていきます。特に単語と単語がつながって違う音に変わっている部分(リエゾン・リダクション)がたくさんあると思いますので、そこをしっかり意識しながら聞いてみましょう。30回以上、聞きましょう。
また、歌詞の意味が気になったら、調べてみましょう。自分で単語の意味を調べてもいいですし、有名な曲の場合、和訳をしている人もたくさんいますので、googleで検索してみてください。意味がわかると、より感情を込めて聞いたり歌ったりすることができます。
(4)歌詞を見ながら一緒に歌う
歌詞を見ながら一緒に歌ってみましょう。歌詞を読んで自分の思っている発音で歌うのではなく、歌詞は参考までに見て、音を聞こえるままに真似して歌います。特に(3)で意識したリエゾン・リダクションを中心に、聞き取れなかった部分や歌いにくい部分は、そこだけ繰り返し練習してみましょう。だんだん歌えるようになってきます。これは回数を目安にするのではなく、一緒にスムーズに歌えるようになるまで繰り返し歌ってみてください。
(5)歌詞を見ないで一緒に歌う
歌詞を見ながらスムーズに歌えるようになったら、最後に歌詞を見ないで歌ってみましょう。最初はところどころしか歌えないと思いますが、苦手な箇所だけ繰り返し、ゆっくり練習したりしながら、何回も歌ってみましょう。1曲を通して、歌詞を見ずに歌えるようになったら、卒業です。1曲卒業できたら、次にチャレンジしたい曲を探してみてください。
この洋楽学習のコツは、とにかく「自分が楽しめる歌」を探すことです。できるだけ気持ちよく聞ける歌、歌える歌を選んでくださいね!
発音練習ポイントの見つけ方はこちらを参考にどうぞ!
『アナと雪の女王』の「Let It Go」を英語で一緒に歌おう♫
Enjoy Learning English!!
タニケイ