1ヶ月でここまで変わる！タニケイ式発音トレーニング

こんにちは。英語学習コーチのタニケイです！

昨日出版した、こちらの発音トレーニングの本では、英語らしく話すポイントを意識しながらの、タニケイ式「1日10分発音トレーニング」の方法をご紹介しています。

この「1日10分発音トレーニング」の方法を、女子大生のマイちゃんに約1ヶ月試してもらいました！

マイちゃんの「1日10分発音トレーニング」体験

マイちゃんは、現役の東大生！今は2年生で、大学受験を終えてからは、英語に触れる機会はほとんどなく、発音についてはいままで特に練習したことはないそうです。

発音トレーニングの題材に使ったのはEnglishCentralのこちらの動画。(PCのみで観られます)

まずは、発音トレーニングをする前のマイちゃんの音読を聞いてみてください。

マイちゃんの1回目の音読（発音トレーニング前）

どうでしょうか。1回目の音読では、こんな特徴がありますね。

・アクセント、イントネーションの変化が少なく平坦な印象
・英語らしくないイントネーションになっている箇所がある
・単語と単語が滑らかにつながっていないところがある
・発音が正しくない箇所がいくつかある

そして、約1ヶ月の発音トレーニング。

1つの動画をこのように6個に分けて、数日間ずつ発音トレーニングをしてもらいました。

簡易版のトレーニングで、発音記号は書き込みませんでしたが、アクセントとイントネーション、音と音のつながりを、自分で書き込んで意識しながら、音を良く聞いて、リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイング。

毎日ではありませんでしたが、できるときには、10分くらい練習をしたそうです。

そして、約1ヶ月後、こちらが2回目の音読です。

マイちゃんの2回目の音読（発音トレーニング後）

いかがでしょうか。トレーニング前と後の音読、全然違いますよね！

2回目の音読は、アクセントやイントネーションもついていて、とてもスムーズで、英語らしい発音になっています。それに、何だか1回目より英語を話すことへの自信が感じられますね。

ちなみに、EnglishCentralのSPEAK機能を使った発音チェックでも、スコアがぐんと上がりました！

◆発音トレーニング前の発音チェック結果
（評価B、114ポイント、65%）

◆発音トレーニング後の発音チェック結果
（評価B+、140ポイント、80%）

EnglishCentralの自動音声認識を使った客観的な数字でも、1ヶ月のトレーニングで格段に発音が良くなっていることが実証されました。

ちなみに、マイちゃんには、最初に「1日10分発音トレーニング」の方法をレクチャーしただけで、自分でトレーニングを続けてもらう以外に、私が直接発音指導をしたりはしませんでした。

こうして1ヶ月の発音トレーニングで明らかな効果が出ましたが、本人は楽しく続けられたのでしょうか...？

1ヶ月の「1日10分発音トレーニング」体験記

マイちゃんに、1ヶ月の発音トレーニングの感想をレポートしてもらいました！

英語をまともにしゃべったのは中学校のALT(イギリス人の先生)とが最後……？

高校に入って受験のために英単語を覚えるとき頭にはいらないからローマ字読みしていたことも（高校の授業でhonestを「ホネスト」と読んで大爆笑されました笑)……。そのせいかリスニングは大の苦手です。受験において英語は足を引っ張ったほう笑。よく東大入れたもんだ、と思います^^;

大学に入ってからも英語の授業はありましたが、なるべく話さなくて済む科目を選択していました。自分の発音ダサいな～、いつか英語使うんだろうな～と思いながらも、発音を良くしようと言われる機会も、直そうと決心するきっかけもなく、その方法すらわからないままに今まで来てしまいました。

「聞いた通り発音すればいいんだよ」と言われたり、「こういうふうに発音するんですよ」と他の人の感覚で言われても、正直それではわからないのですが、タニケイさんの発音トレーニングは、自分でスクリプトに書き込んだりしながら英文の雰囲気を掴んでいきます。自分が聞いたときのイメージを最初にスクリプト上に表現して、それを元にリピーティング、オーバーラッピング、シャドーイングなどの練習をしていくので、自分の感覚と合っていてやりやすかったです。それに、こういうトレーニングをするのは初めてだったので、新鮮で楽しかったです！

自分では本当に効果が出ているのか半信半疑でしたが、トレーニング後に録音したものと、最初の録音したものとをくらべて聞いてみて、その違いにびっくりしました！

トレーニングをしていて色々気づいたこともありました。

まず、waitressの発音は「ウェート/レス」みたいな感じだと思っていましたが、実際はwai―tressという感じで[t]が軽く後ろにくっついていく感じで発音するのが衝撃でした！「ウェート」ではないんですね。

それから、今までは漠然と「私が英語らしく発音するとか無理！！！」と思っていましたが、苦手なところと、意外にきれいに発音できた！というところの区別がついたのも発見でした。２文目のback,orderの発音などは難しかったのですが、すぐに真似できるところもありました。

このトレーニングは、「やらされてる感」がなく楽しかったので、ぜひ今後も色々なフレーズで続けてもっと上達していきたいです！

目標としては、まずは大学のキャンパス内で道を聞かれた時に自信を持って道案内ができるくらいにはなりたいかな。いずれは、必要に迫られて最低限の「日本語英語」を身につけるのではなく、「英語らしい英語」を、自分を表現する１つのツールとして、自分にとっても相手にとっても、精神的な苦痛や技術的な壁なく活用できるようになっていきたいと思います。

今まできれいな発音ができる自分を想定したことがなかったので、急に色々選択肢が増えて困っています笑。

〜体験記おわり〜

マイちゃん、おつかれさま！そう！「英語が話せる自分」が見えると、夢が広がるんですね。この1ヶ月で終わらず、ぜひ発音トレーニングを続けてください。

マイちゃんに、「発音トレーニング、やってみる？」と聞いてみたとき「やってみたいです！面白そう♫」と言ってくれたのが印象的でした。そして実際に始めてからも、「必ず毎日！」と思わずに、できるときに10分くらい、という無理のない範囲で、楽しみながら発音トレーニングを続けたのが、効果につながったのだと思います。

みなさんもぜひ、無理をせずに、イヤイヤではなく、楽しみながら、発音トレーニングをしてくださいね！！

Enjoy Learning English☆

タニケイ