TOEIC SWとは、TOEIC Speaking & Writing の略で、英語の「話す・書く力」を測るテストです。リスニング、ライティング力を測るTOEIC LR(いわゆる一般的なTOEIC。LRは、Listening & Reading の略)は、今日本で最もメジャーな英語のテストになっていますが、これだけではスピーキング、ライティング力を測ることができません。LRでそれなりに良いスコアを持っているけれど、いざ英語を話そうとしても言葉が出てこない…という方が多いのが現状です。

本来英語は、4技能(リスニング、スピーキング、ライティング、リーディング)全てを満遍なく学習することが大切です。TOEIC LRで英語の「聞く・読む力」を、SWで「話す・書く力」を鍛えることで、英語のインプットとアウトプットを繰り返し、本当に役立つ英語力を身につけることができます。

TOEIC SWの申込みは、TOEIC公式ホームページから!

TOEIC SWテストの概要

TOEIC LR TOEIC SW
問題数 200問 19問
試験時間 120分 80分
スコア 990点満点 400点満点
受験方法 マークシート パソコン
受験料 5,725円 10,260円

TOEIC SWの問題数と試験時間

SWのテストは、スピーキングが11問(約20分)、ライティングが8問(約60分)で、合計19問、約80分で構成されています。LRと比べて試験時間が圧倒的に短く、またLRのように問題量が多すぎて解き終わらないかもしれない…といったストレスがありません。あまり疲れず、集中力も最後まで切れることなくできるのが良いところです。

TOEIC SWのスコアと配点

スコアは、スピーキング200点、ライティング200点の400点満点で、10点刻みで点数が付きます。TOEIC公式ホームページの能力別評価によると、ビジネスで滞り無く英語を使えるレベルは、スピーキングは160点以上、ライティングは170点以上と言えます。

TOEIC SWの受験方法

そして、テストの受け方ですが、SWはコンピューターで受験します。スピーキングの際には、マイク付きヘッドフォンをして、マイクに向かって話します。ライティングはキーボードでのタイピングになりますので、タイピングに慣れておく必要もあります。

TOEIC SWの受験料

受験料は、一回10,260円。少々値段が張りますが、私たちのスピーキングとライティングの解答を一つずつ採点していると考えると、それくらいかかるのも納得です。

TOEIC SWののテスト内容

スピーキング問題

番号 問題 問題内容 解答時間
問題1-2 音読問題 100ワード程の文章(広告やアナウンスの内容)を読み上げる
[詳しくはコチラ]
準備:各45秒
解答:各45秒
問題 3 写真描写問題 提示された写真を見て、状況を説明する
[詳しくはコチラ]
準備:30秒
解答:45秒
問題4-6 応答問題 身近な事柄についての質問に答える(インタビューに答える、電話での会話に答えるなどの設定)
[詳しくはコチラ]
準備:なし
解答:問題4-5は15秒/問題6は30秒
問題7-9 提示された情報に基づく問題 提示された資料を見て、質問に答える
[詳しくはコチラ]
準備:なし(資料を読む時間30秒)
解答:問題7-8は15秒/問題9は30秒
問題10 解決策を提案する問題 電話のメッセージや会議中の会話を聞き、その内容を確認した上で、問題解決策を述べる
[詳しくはコチラ]
準備:30秒
解答:60秒
問題11 意見を述べる問題 与えられたテーマについて、自分の意見とその理由を述べる
[詳しくはコチラ]
準備:15秒
解答:60秒

最初の音読問題を除き、全て自分で英文を組み立てて話す問題です。基本的にどの問題も、出題されてから答えるまでにそんなに時間はありません。自分の意見を短時間でまとめて、英語を話し始めたら解答時間めいっぱい話し続ける練習が必要です。

ライティング問題

番号 問題 問題内容 解答時間
問題1-5 写真描写問題 与えられた二つの単語を使って、写真に合う一文を作成する
[詳しくはコチラ]
5問で8分
問題6-7 Eメール作成問題 掲示されたEメールを読み、返信のメールを作成する
[詳しくはコチラ]
各10分
問題8 意見を記述する問題 提示されたテーマについて、自分の意見とその理由などを記述する
[詳しくはコチラ]
30分

ライティングは、問題8の意見を記述する問題は、解答時間が足りないと感じるかもしれません。でも、これも素早く自分の意見をまとめる練習をしておくことで、タイピング時間を増やすことができます。

2016年1月より、スピーキングテストのみ受験可能に!!

従来、TOEIC SWは、スピーキングとリスニング両方とも受験しなくてはいけませんでした。でも、2016年1月17日(日)のテストより、スピーキングテストが独立して、スピーキングのみ受験することが出来るようになりました。スピーキングに特化して学習したい方にとっては待望の受験方式です。スピーキングテストのみの受験では、受験時間、受験料が大幅にカットされるので、今までより受験しやすくなるのではないでしょうか!

TOEIC Speaking TOEIC SW
問題数 11問 19問
試験時間 20分 80分
スコア 200点満点 400点満点
受験料 6,804円 10,260円
実施日 毎月どこかの日曜日 毎月どこかの日曜日

TOEIC SWの受験申込みは、TOEICの公式ホームページからできます!

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