EINを早く確実に取得するコツ

先日、Amazonからの電子書籍の印税の免税申請に必要となる、EINの電話での取得方法の記事を書きましたが、今日は、ご自分でEINを早く確実に取得したい方のために、いくつかコツをお知らせしますね。

*現在、Amazon.com(米国)で出版する場合以外は、EINの取得は不要です。

(以下ご参考)
https://kdp.amazon.co.jp/help?topicId=A1XRYAFIRE0DFT
米国以外の出版者様は、所得が米国での取り引きまたは事業に事実上関連する場合を除き、米国 TIN がなくても Amazon で本を販売できます。
https://kdp.amazon.co.jp/help?topicId=201274690
* 米国以外の Kindle ストアで得たロイヤリティについては、Amazon は米国の源泉徴収税の徴収を行いません。

その1:電話をかける時間帯について

IRS(USの国税局のようなところ)へ電話をかける時間帯ですが、日本時間の朝方6時台がお薦めです。この時間にかけたときには、今のところ100%、待ち時間なく1回でつながっています。夜中の2時〜3時ごろにかけたときは、30分以上待たされた上に「担当部署が違う」とたらい回しにされたこともありましたので、時間帯は狙ってかけると良いと思います。

その2:SS-4フォームを開いていることを伝える

EINを取得したいことを伝えると、SS-4フォームを記載済みかを聞かれることがあります。ここで、”I have a blank SS-4 form.”(未記載のSS-4フォームを持っています)と答えておくと、その後の質問をされるときに、SS-4フォームのどの項目にあたるか、LineやNoを言ってくれることが多いです。質問を聞き取りにくいときなどは、SS-4フォームの何番の質問に当たるかを聞くのがオススメです。

その3:名前や住所はスペルで伝え、間違いやすいものは最初からわかるように伝える

日本語の名前や住所をそのまま伝えても、正しいスペルで認識してくれず、あとで訂正することになる可能性が高いので、”The spelling is …” (そのスペルは) と最初に言って、スペルを一文字ずつ伝えるほうが早いです。

“M”と”N”、 “P”と”T”などは、電話では特に判別しにくいようですので、最初から以下のように伝えましょう。

“M as in Mary”
“N as in Nancy”
“P as in Paul”
“T as in Tiger”

いくつかバリエーションがあるようですが、よく聞くファーストネームを使うのが一般的です。こちらの一覧表などを参考に、伝えてみてくださいね。

最後に、名前・住所などの重要項目だけ確認のために繰り返してくれますが、その際にはスペルが間違えていないかよく聞いて、怪しい場合には確認しましょう!