みなさま、こんにちは!プチ・レトルのタニケイです。今日は真面目な、ちょっと皆さんの役に立つかもしれない内容を書きますね。

AmazonのKDPでは、出版するのはとても簡単なのですが、何もしないでいると、ロイヤリティ(印税)から、アメリカの税金を30%も引かれてしまいます。

これを引かれないようにするためには、EIN(Employer Identification Number: 雇用者識別番号)という番号を取得して、それを記入したW-8BENという書類をAmazonへ送って免税を受ける必要があります。

*現在、Amazon.com(米国)で出版する場合以外は、EINの取得は不要です。

(以下ご参考)
https://kdp.amazon.co.jp/help?topicId=A1XRYAFIRE0DFT
米国以外の出版者様は、所得が米国での取り引きまたは事業に事実上関連する場合を除き、米国 TIN がなくても Amazon で本を販売できます。
https://kdp.amazon.co.jp/help?topicId=201274690
* 米国以外の Kindle ストアで得たロイヤリティについては、Amazon は米国の源泉徴収税の徴収を行いません。

以下のIRS(アメリカの国税局のようなところ)のサイトにあるとおり、EINの取得申請方法はいくつかありますが、電話で申請するとEINが即時発行されますので、電話が一番おすすめです。
http://www.irs.gov/Businesses/Small-Businesses-&-Self-Employed/How-to-Apply-for-an-EIN

以下、個人の方がEINを電話で取得する方法を詳しく書いてみますので、参考にしてくださいね。電話のやり取りは、あくまで一例なので、違う聞き方をされるかもしれません。ご了承くださいませ。

(1)まず、IRSへ電話します。
IRSのEIN取得用電話番号: (267) 941-1099

<国際電話のかけかた>
(かけかたが違うものもあるかもしれませんが、050plus、ひかり電話はこれでOKです)
[010] + 相手先の国番号 + 相手先の電話番号

ということで、 010-1-267-941-1099 でつながります。

※電話料金にご注意!!
日本からアメリカにかける場合、050plusやひかり電話は1分9円ですが、iPhoneからかけると、30秒39円(1分78円!)もしますのでご注意くださいね。

※電話の受付時間は、現地(アメリカ・ペンシルバニア州)時間の月曜から金曜の朝7時から夜7時までです。日本とペンシルベニア州の時差は-14時間(サマータイムは-13時間)ですので、日本時間の、火曜夜9時から土曜朝9時(サマータイムは火曜夜10時から土曜朝10時)です。今年はもう3月10日からサマータイムが始まっています。

(2)メニュー案内の自動アナウンスが流れます。
“If you are requesting an employer identification number for an entity organized outside the United States, press 1.”
というアナウンスが聞こえたら、1を押します。
※このアナウンスは順番が違う場合もあるようですので、ご注意ください。(2013/5/8追記)

(3)オペレーターの方が出て、名前とID Numberを名乗ります。何か質問があるのか、EINが欲しいのかを聞かれますので、”I’d like to get an EIN.”と答えます。

(4)”Do you have a completed SS-4 application form that we can refer to?”
EIN申請用のSS-4フォームを埋めているかを聞かれますが、電話で申請の場合には必要なものではありませんので、ただ、Noと答えれば大丈夫です。
※Noと答えると、IRSのサイトからSS-4フォームを開くように言われることもあります。また、SS-4フォームを見ながらのほうが、どの質問をされているのか、フォーム上の番号で確認し合うことができるので、最初にフォームを開いておくのがオススメです。(2013/5/8追記)

(5)”Can I get your first and last name, please?”
First Name, Last Nameを聞かれます。はっきりとスペルを伝えましょう。

例: My first name is “Keiko, K, E, I, K, O”.

スペルが伝わりにくい場合には、”T as in Tiger”, “M as in Mary”, “N as in Nancy” のように、スペルを伝えると良いですよ。

(6)”Can I get your phone number you’re calling from?”
電話番号を聞かれます。国番号(81)から言いましょう。

(7)”Is the business a limited liability company or LLC?”
LLCかどうかを聞かれます。Noと答えましょう。

(8)”Are you the owner, sole proprietor or the third party?”
と聞かれたら、”I’m a sole proprietor(個人事業主).”と答えます。

(9)”Do you have United States Social Security Number or ITIN number?”
USのSocial Security Number(社会保障番号)かITIN(個人用納税者番号)を持っているか聞かれます。持っていなければNoと答えましょう。

(10)”Is your signature legally binding for the business?”
自分の署名にビジネスオーナーとしての法的拘束力があるかどうかを聞かれます。Yesと答えましょう。

(11)”What states or what country is the business located in?”
どこの国でビジネスをしているかを聞かれますので、Japanと答えます。

(12)”Is there a business name? Or just your name?”
ビジネス用の名前があるか聞かれますが、個人名でよければ、Just my name.と答えます。

(13)”Is there anyone listed in care of for mailing purpose other than yourself?”
郵送宛先として●●様方、のように記載すべき人がいるか、を聞かれます。特になければNoと答えます。

(14)“What is the mailing address?”
郵送先住所を聞かれます。細かく区切りながら、はっきりとスペルを伝えましょう。Street Address, City, Province/State に分けて伝えてあげるとスムーズです。

たとえば、東京23区内の方でしたら、このような分け方が良いと思います。字数制限があるようですので、ビル名やマンション名は省略して伝えましょう。
Street Address(町〜番地、部屋番号): 501 X-X-X AKASAKA
City(区): MINATOKU
Province/State(東京都): TOKYO

(15)“Is there any location address different from the mailing address?”
郵送先住所の他にLocation address(所在地)があるか聞かれますが、なければNoと答えます。

(16)”Let me spell everything back to make sure I have spelled that correctly.”
名前、住所など、ここまでに伝えた情報のスペルを確認のために言ってくれますので、ここでスペルミスがあれば、きちんと訂正しましょう。

(17)”Are you applying because you start a new business?”
新しくビジネスを始めるので申請しているのですか?と聞かれますので、Yesと答えます。

(18)”When did that start? Or when do you plan to start the business?”
ビジネスの開始日を聞かれますので、”January, 17 of this year.” のように答えます。

(19)”Do you expect to hire any employees in the United States in the next 12 months?”
12か月以内にアメリカで人を雇う予定があるかを聞かれます。なければNoと答えます。

(20)”What is the principle business activity?”
ビジネスの内容を聞かれますので、”Publishing digital books”と答えます。

(21)”Does the business have anything involved in gambling or wager?”
ギャンブルに関係のあるビジネスかを聞かれますので、Noと答えます。

(22)”Do you have a United States business telephone number?”
USにビジネス用の電話番号があるかを聞かれますので、なければNoと答えます。

(23)”I have processed the application of EIN number. Are you ready to write it down?”
EINの処理が終わりましたが書き留める準備はできていますか?と聞かれますので、書き留める準備をして、Yesと答えます。

(24)XX-XXXXXXX (数字2桁-数字7桁)のEINをもらえます。「-」は「ダッシュ」と発音されます。

(25)“Can I have you repeat that again?”
EINを確認のため繰り返すように言われますので、もらったEINを読み上げます。

以上でEIN取得は完了です!! おつかれさまでした^^

つぎに、取得したAmazonのKDPアカウントの「税に関する情報」ページから、W-8BENを入力しましょう。
1~2週間でAmazon経理部から「源泉徴収率0%設定」の連絡がメールで来ます。

ご参考:Amazon KDPのヘルプ→税に関する情報(米国外の著者/出版社様向け)
https://kdp.amazon.co.jp/self-publishing/help?topicId=A1VDYJ32T5D3U4

以上、個人の方がEINを電話で取得する方法と、その後の手続きについての情報でした。KDPで電子書籍を出版される皆さん、きちんと免税手続きをして、正当な額のロイヤリティを頂きましょう。

EINを早く確実に取得するコツの記事も参考にしてくださいね!!

プチ・レトルでは、EIN即時取得代行サービスも行なっておりますので、ご希望の方はご連絡ください。

<EIN即時取得代行サービス: 16,200円(税込)>

こちらの必要事項フォームを記載し、こちらへお送りください。通常1〜2営業日で取得いたします。個人用だけでなく、法人用のEIN取得も対応いたします。

プチ・レトルのEIN即時取得代行サービスのお申込み・お問い合わせ先はこちら。
info@petite-lettre.com

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