タニケイ英語学習放浪記vol.1 〜英語との出会い〜 | Enjoy Learning English!!

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タニケイ英語学習放浪記vol.1 〜英語との出会い〜

公開日: : 最終更新日:2013/11/17

みなさん、こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!

今日から何回かに分けて、私の「英語学習放浪記」を書いてみたいと思います。英語学習放浪中の方、放浪をやめたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。

だいぶ遡りますが、今日は私の英語学習のルーツ、「英語との出会い」について書きますね!

私が英語と出会ったのは、小学生高学年のときでした。小学校4年のとき、横浜市金沢区の釜利谷西小学校というところに転入しました。そこは公立の小学校でしたが、いわゆる英語教育のモデル校で、私が転入した1988年には、既に週1回、ネイティブの先生が中心になって行う「国際理解」の授業がありました。

その授業では、英語の歌を歌ったり、ゲームをしたり、先生が簡単な英語での会話を教えてくれたりしました。机に座っての読み書きはほとんど習った記憶がなく、とにかく勉強というイメージがなくて楽しかったのを覚えています。

先生はユーゴスラビア出身のゾラナ先生という女性でした。紛争が起こりそうになって、家族の元に帰られてしまったのですが、ゾラナ先生をお見送りする全校生徒集会で、突然担任の先生が私を指名して、お別れの挨拶をするように言われました。私はその瞬間パニックになって、頭が真っ白になって「ゾラナ先生、今までありがとうございました」としか言えなかったのです。しかも日本語で。

今ゾラナ先生にもしお会いすることができるなら、たくさん感謝の言葉を伝えたいと思います。今度はしっかりと英語で。英語を学ぶ楽しさを教えてくださって、ありがとうございました。先生との出会いがあったから、今の私があります、と。

ゾラナ先生の授業で英語の楽しさを知った私は、家の近くのECCホームティーチャーに通い始めました。

4年生のときに父を交通事故で亡くして、母が父の残した自営業のお店を継いだばかりでしたので、家は全く裕福だったわけではないのですが、今思うと、母は相当がんばって、私や弟のやりたいことを実現させてくれたのだと思います。

ECCホームティーチャーの先生も、とても優しくて明るい雰囲気を持っていて、毎週通うのが楽しみでした。そこでも、英語の歌を歌ったり、テープで英語を聞いて繰り返したり、話すことが中心でした。

そして、ある日クラスに、交換留学生の女の子が来たのです。たしか、オーストラリアからだったと思います。私は彼女と友達になりたくて、初日に教室でどうしていいか分からずに立っていた彼女に、「その椅子に座っていいよ」という気持ちを込めて、"Please sit down." と言いました。今ならもっと違う言い方をしたでしょうけれど。でも、それを聞いて彼女が笑って、そこに座ってくれたのが、とても嬉しかったのを覚えています。

ゾラナ先生の楽しい国際理解のクラス、ECCホームティーチャーでの楽しい授業、そして交換留学生の子と言葉が通じたときの喜び、この3つが私の英語学習の原点です。

「楽しいと思えることが一番やる気の源になる」そして「言葉を学ぶのは誰かとコミュニケーションをして分かり合うため」ということ。その2つは、この小学校のときの経験から生まれた思いで、今でも変わっていません。

小学校卒業式にて(今も仲良しのまりちゃん&みさちゃんと)
小学校卒業式にて
(真ん中タニケイ。今も仲良しのまりちゃん&みさちゃんと)

少し早く、小学生で英語に目覚めた私でしたが、その後の英語との関係については・・・。

次回「タニケイ英語学習放浪記vol.2 〜英語落ちこぼれから東大へ〜」はこちらからどうぞ!

Enjoy Learning English!!

タニケイ

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タニケイプロフィール

谷口 恵子(タニケイ)

プチ・レトル株式会社 CDO
ワクワク英語学習コーチ
TOEIC ・TOEFLリスニング満点
Street Academy Platinum Teacher

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