英語プレゼンの前にやっておきたい3つの準備 | Enjoy Learning English!!

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英語プレゼンの前にやっておきたい3つの準備

公開日: : 最終更新日:2014/04/18

こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!

3月の始めに、NHKとTOEICの運営団体IIBCが共同で主催する、英語プレゼンワークショップに出場させていただきました。

出場前のブログはこちら:
国際ビジネスコミュニケーション協会主催「英語プレゼンワークショップ」に出場します!

出場後のブログはこちら:
500人の前で3分英語プレゼンに挑戦しました☆

このプレゼンワークショップの模様をNHKのゴガクルのサイトに掲載していただきましたが、4/23までの期間限定公開だそうですので、画像で貼らせていただきます。

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私のプレゼンについては、こんな嬉しいコメントを頂きました!
presen-ws-tanikei

このワークショップは、挑戦者6名が、事前に準備した3分間の英語スピーチを、500人の前で披露するものでした。

私もプレゼンが得意な方ではないのですが、このときは、自信を持ってやりました。

なぜなら、以下の3つを事前準備として行っていたからです。

(1)人前での練習を重ねる
(2)人からのフィードバックをもらう
(3)自分の姿を客観的に見る

英語プレゼンや英語スピーチがうまくなりたいという方、どうしても人前で緊張してしまうという方は、準備として、この3つをやってみてください。きっと自信をもってできるようになります。

当たり前のことばかり...と思われるかもしれませんが、意外とこの準備をせずに本番に臨む人、多いようです。

この3つは本当に大事で、やるとやらないで、結果が全然変わりますので、ぜひこれを読んで、チャンスを見つけてトライしてみてくださいね☆

英語プレゼンの前にやっておきたい準備(1)人前での練習を重ねる

自分ひとりで練習して、伝えたい内容をしっかり言える状態にすることはもちろん大事ですが、それと同時に、人前での練習もできるだけすることをおすすめします!

一人で落ち着いた状態では話せても、人前に出ると少なからず精神状態は変わります。人前に出たときに自分がどういう状態になってしまうか、どんな癖が出やすいのか、どうすると落ち着きを取り戻せるか、を実験して確認するには、人前で練習するしかありません。

また、アイコンタクトを取ったり、聞いている人の反応を見ながら話す練習をする、ということが、とても良い練習になります。

プレゼンは自分が話したいことを話すためにやるのではなく、人に何かを伝えるためにやるものなので、聞いている人とのコミュニケーションの一手段です。聞いている人の気持ちをくみ取りながら、話す練習をしましょう!

どうしても時間の関係などで、人前で話すことができない場合には、人前で話している自分をリアルに想像しながら練習しましょう。そして、実際に想像の中の聴衆と目線を合わせたり、反応を見たりしながら、話してみましょう。

英語プレゼンの前にやっておきたい準備(2)人からのフィードバックをもらう

人前で話したら、ぜひその場でフィードバックをもらいましょう。

話の構成は分かりやすかったか、声のボリューム、話し方、表情はどうだったか、一番大事なのは、言いたいことが伝わったかどうか、です。

人に見てもらってフィードバックをお願いすると、良いことばかり言ってくれる人もいます。それはそれで自信がついて良いのですが、できれば複数の人に見てもらって、厳しい意見、改善のための意見をもらいましょう。

特に自分で気になっている部分があれば、「今日は声のボリュームやトーンについて特にチェックしてください」とか「ジェスチャー、アイコンタクトに気になる点があれば教えてください」とか、事前に具体的に言っておくと、より細かいフィードバックがもらえます。

そして、できれば、そのフィードバックを受けて自分なりに改善させて、同じ人にまた見てもらいましょう。

英語プレゼンの前にやっておきたい準備(3)自分の姿を客観的に見る

人に見てもらったり、人からフィードバックをもらうだけでなく、自分でもビデオに撮って、客観的に自分の姿を見てみましょう。

自分では姿勢よく歩いていたつもりでも、頭が前に出ていたり(私はよくあります...)、大きな声で話していたつもりが全然声が通っていなかったり、目線が揺れて自信なさげに見えたりすることがあります。

自分に対するフィードバックを一番厳しくできるのは自分です。

逆に、自分では大げさに感じていたジェスチャーが意外と良かったり、いいな、と思う表情を見つけられたりと、良い発見もあります。

ビデオに撮らないと確認できないので、ぜひ恥ずかしがらずに、ビデオを人に撮ってもらったり、自分でセットして撮ったりしてみてください。

自分の姿を客観的に何回も観ておくと、自分がどういう行動をすると人からどう見えるのか、想像がつきやすくなります。ですので、変に自意識過剰になって「いま自分はどう見えているんだろう」ということで緊張することがなくなります。

以上、「英語プレゼンの前にやっておきたい3つの準備」をご紹介しました。

英語に限りませんが、プレゼンやスピーチの練習は「自分を知る」のにとても良い方法だと思います。

今回のプレゼンワークショップで話した内容そのものですが、私はほんの2、3年前までは人前で話すのが大の苦手でした。

でも、英語スピーチのレシテーション(暗唱・朗唱)を練習して、人前で披露する練習をするうちに、むしろ人前で話すことに自信を持てるようになりました。

決して話がうまくなったわけではありません。饒舌になったわけでもありません。

ただ、練習できるときには、目一杯できるだけの練習をします。

そして、十分事前準備ができたと思えたら、あとは、根拠がなくても自信を持つのです。

私の好きなTEDスピーチの一つで、態度が自信(内面)に影響を与える、ということを言っているスピーチがあります。これ、本当にそうだな〜と実感しています。自信がなかったとしても、試しに自信があるように振る舞ってみてください!

Amy Cuddy: Your body language shapes who you are

今、プレゼンやスピーチに苦手意識がある方も、こうした事前準備できっと変わっていきますので、ぜひできることから練習をしてみてくださいね。

いきなり500人の前でプレゼンをしなくても大丈夫です。友達同士2、3人で英語プレゼンや英語スピーチの練習会を開くところから、ぜひ始めてみてください!

Enjoy Learning English☆

タニケイ

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タニケイプロフィール

谷口 恵子(タニケイ)

プチ・レトル株式会社 CDO
ワクワク英語学習コーチ
TOEIC ・TOEFLリスニング満点
Street Academy Platinum Teacher

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