ROMYさんの「海外ドラマで学ぶネイティブ英語セミナー」に参加してきました! | Enjoy Learning English!!

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ROMYさんの「海外ドラマで学ぶネイティブ英語セミナー」に参加してきました!

公開日: : 最終更新日:2014/03/17

こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!

今日はROMYさんこと、有子山博美さんの「海外ドラマで学ぶネイティブ英語セミナー」に参加してきました☆

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私がROMYさんのサイトに出会ったのは数年前。TOEICで980点(リスニング満点)を取っても、まだまだネイティブスピードの英語が聞けない、どうもナチュラルな英語で話せない...。これからいったいどうやって英語を学んでいこうかな...と迷っていた頃でした。

色々な英語学習法の本を読んだり、サイトを見たりしているときに、ROMYさんのサイトを見つけて、洋画や海外ドラマのDVDを使って、ネイティブの自然な英語を身につけていく、という「洋画・海外ドラマDVD学習法」を知ったのです。

ROMYさんも、元々英語は好きで得意だったそうですが、やはりTOEIC900点台になっても、友達との気軽な日常会話ができない!映画やミュージカルが聞き取れない!という壁に当たって、そこで「洋画・海外ドラマDVD学習法」を始めたそうです。その似た境遇に、とても親近感を覚えました。

ROMYさんは、DVDを再生しながら、意味の分からないフレーズが出てくると止めて、英辞郎で調べて、Excelやメモ帳にメモをしながら100本以上を観ていったそうです(!)

私自身はかなり面倒くさがりな性格で、DVDを止めて分からない単語の意味を調べたり、書き留めたり、という方法は続かなかったのですが、ネイティブの容赦ないスピードの日常会話を聞き取れるようになるには、洋画や海外ドラマを英語字幕や字幕なしで観るのがいい、ということは実感できました。

聞き取れなかった箇所を何度か巻き戻して聞いたり、シャドーイングをしていくだけでも、音と言葉が結びついて、聞き取れるようになっていったからです。

そのうち、DVDで借りた「デスパレートな妻たち」や「OC」などの海外ドラマを観ながら、気になったところだけを巻き戻して観て、オーバーラッピング(重ねて話す)やシャドーイング(少し遅れて真似をする)をすることが習慣になっていきました。今はDVDを借りてではなく、月額933円(税抜)のHuluを使って、好きなときに好きなドラマを観ています。

今日のセミナーは「つなぎすとサロン」(代表・米田りり子さん)主催で、元々は2/11のみ開催予定でしたが、キャンセル待ちの人数が多かったため、もう1日追加開催してくださって、私も幸運なことに参加することができました!

セミナー前には懇親会ランチもあり、なんと私はROMYさんとお隣の席でお話をさせていただきました♪ 以前、私がこちらのブログでROMYさんのことをご紹介したことを覚えていてくださって、ジブリ映画を使って英語を学ぶサークルのことなども、皆さんに紹介させていただきました。

まさかROMYさんとこうして直接お話ができる日が来るなんて...と感激でした!

セミナーでは、海外ドラマを使うとなぜ良いのか、というお話から始まりました。サイトやROMYさんの本では読んでいましたし、自分でも良さを実感していましたが、実際にROMYさんのお話を伺うと、本当に良い方法だな〜と思いました。

特に、「自然な英語が身に付く」「リスング力が飛躍的に上がる」という点については、海外ドラマを使うのが一番効果的だと思います。ネイティブが普段話している英語をナチュラルスピードでたくさん聞けて、しかも飽きない素材は、なかなか他にはみつかりません。

また、「なるほど〜!」と思ったのが、「受験英語・TOEIC英語」と「ネイティブの日常会話」の違いについて。

私たちは、受験英語で難しい、堅い語彙をたくさん覚えますが、実際にネイティブが日常会話で使うのは、もっと柔らかい言い回しで、イディオム(句動詞)がたくさん使われている、ということでした。

たとえば、「この埋め合わせは必ずするからね」と言いたいときに、compensate なんて使わずに、make it up to〜 というイディオムを使う、ということなど。

たしかに、海外ドラマを見ていると、学校では習わない英語がたくさん出てきます。それをいきなり聞いたときに、音としては聞き取れても、意味が分からないのは当たり前ですね...。

でも、海外ドラマを観ながら、その意味が分からないフレーズを調べていくと、同じような言い回しがたくさん出てくるので、だんだん、調べるフレーズが少なくなっていくのだそうです。

次に、具体的な学習法を教えていただいて、ROMYさんが実際に作られていたExcelのファイルを見せていただいたり、後半では「アグリー・ベティ」のシーズン1の第1話を使って、実際に4つのシーンを色々な方法で観てみる、ということをしました。

たとえば、「日本語音声+英語字幕」で観たり、「英語音声+英語字幕」で観たり、字幕なしで観たり、難しい場合にはスロー再生で観たりもしました。スロー再生で観ると、聞き取れなかった言葉が聞き取れて、音と言葉が結びつけられるので、これは良い方法だな〜と思いました。

ROMYさんのおすすめは

初中級者は...
1回目:「日本語音声+英語字幕」
2回目:「英語音声+英語字幕」でボキャビル
3回目:「英語音声+字幕なし」

上級者は...
1回目:「英語音声+字幕なし」
2回目:「英語音声+英語字幕」でボキャビル

だそうです。

ただし、Huluには、日本語音声は基本ないので、「日本語音声+英語字幕」ができるのは吹き替え音声が入っているDVDだけですね。

素材としては、日常会話の密度が高いもの、自分の生活とかけ離れていないものが良いとのことでした。医療ものや法廷ものなどは、そういった専門的な言葉がたくさん出てくるようなシーンは避けて、それ以外の、日常会話のシーンを選ぶと良いとのこと。

この「海外ドラマで学ぶ」という方法は、ROMYさんご自身もおっしゃっていましたが、TOEIC900点台になってからやろう、というようなものではなく、同時並行でやっていったほうが良い学習法です。TOEICを受けている間にも、こうした海外ドラマを使った意識的な英語学習をしておくと、ゆくゆくは、ビジネスにも使えるきちんとした英語と、ネイティブの友達とのフランクな会話、どちらも対応できるようになるはずです!

私自身は、今は海外ドラマを観るときには、英語音声+英語字幕で観ています。ちょうど、つい数日前にHuluの英語字幕つき海外ドラマでシャドーイング『アグリー・ベティ』という記事をご紹介したばかりでしたが、やはり、全部流し観るのではなくて、気になったシーンだけでも、巻き戻してシャドーイングをしたり、意味を確認したりして、意識的に英語学習に使うのが効果を上げる秘訣だ!と今日のセミナーをお聞きして思いました。

このROMYさんのDVD学習法については、こちらの著書に詳しく書かれています。私はKindle版で読ませていただきましたが、紙の書籍もあります。

また、ROMYさんが分析した海外ドラマのフレーズを元に、英文法のカテゴリごとに、本当にネイティブが使っているフレーズを紹介しているこちらの本も、とてもオススメです!!きっと、新しい発見がたくさんあると思います。ぜひ読んでみてくださいね!

それにしてもROMYさん、英語のことをとっても楽しそうにお話されるのが印象的でした。やっぱり「楽しむ」にかなうものはないな〜と思いました!!

ぜひみなさんも、自分が楽しめる洋画や海外ドラマ、見つけてくださいね!

タニケイの主催している、ジブリ映画を使って英語を学ぶサークルは、もう間もなく第1クールが終わりますので、第2クールの題材を決めたら、またメンバーを募集させていただきますね。ご興味のある方は、こちらのブログをチェックしていただくか、Facebookページ「タニケイ式英語学習法」に「イイネ!」をお願いします。

Enjoy Learning English☆

タニケイ

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タニケイプロフィール

谷口 恵子(タニケイ)

プチ・レトル株式会社 CDO
ワクワク英語学習コーチ
TOEIC ・TOEFLリスニング満点
Street Academy Platinum Teacher

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