通訳案内士の英語筆記試験免除を狙うなら「TOEIC SW」がおすすめ！

公開日： 2014/02/03 : 最終更新日：2016/06/17

こんにちは。英語学習コーチのタニケイです！

こちらにあるとおり、英語の筆記試験免除の対象が増えて、受けやすくなった通訳案内士、今年新たにチャレンジしてみようという方も多いのではないでしょうか。

通訳案内士の英語筆記試験免除を狙うなら

英語の筆記試験が免除になるのは、以下のいずれかを満たしている場合です。

・英検1級
・TOEICスコア840点以上
・TOEICスピーキングスコア150点以上
・TOEICライティングスコア160点以上

英検1級はどのくらい難しいの？

「英検1級」は難関と言われています。TOEICが満点でも、英検1級に受からない人も多いと聞きます。1次試験は、筆記100分＆リスニング36分。筆記は選択式だけでなく、200語程度のエッセイも含まれています。語彙もTOEICより難しいものが多いです。さらに、2次試験では口頭試験があります。
＊1級の試験内容はこちら

＜2次試験の面接内容＞
・自由会話：面接委員と簡単な日常会話を行う。
・スピーチ：与えられた5つのトピックの中から1つ選び、スピーチを行う。（2分間）
・Q＆A：スピーチの内容やトピックに関連した質問に答える。

＜過去の2次試験のトピック例＞
科学の発展は常に有益か、芸術への財政的支援増加の是非、世界経済における日本の役割、選挙権の行使を義務化するべきか、遺伝子組み換え食品の安全性、公共の場における治安改善の必要性

どのくらい難しいの？と思う方は、こちらで英検1級の過去問を見られますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね！

TOEIC840点はどのくらい難しいの？

それでは、TOEIC840点はどのくらい難しいのでしょう？

今すでに700点以上の方は、3月と4月のTOEICで十分840点を狙えますので、自分の弱点をTOEICの公式認定証の"ABILITIES MEASURED"などを元に確認して、しっかり補強しましょう。リスニングが苦手な方には、シャドーイングをオススメします。

650点以上の方も、文法の基礎はできているはずですので、ぜひ苦手な部分を把握して、Part5の文法問題や頻出の語彙問題など、点を取りやすいところを解けるようにしたり、時間配分をしっかりして、チャレンジしてみてください！

ただ、これから今年の通訳案内士受験に向けて英語の筆記試験免除を狙うなら、おすすめは、TOEIC SWのスピーキングスコアです！

TOEIC SWとは？

「TOEIC SW(スピーキング/ライティング)」というテストは、2007年に始まったばかりの比較的新しいテストで、通常のTOEICでは測れない、スピーキングとライティングのスキルを測れるテストです。スピーキングだけ、ライティングだけを受けることはできず、セットになっています。

・受験方法：認定会場のパソコンで受験
・スコア：各0点〜200点、10点刻み

◆ スピーキング　＜計11問・約20分＞
・音読問題：2問・各問45秒(準備時間各45秒)
・写真描写問題：1問・45秒(準備時間 30秒)
・応答問題：3問・15秒または30秒(準備時間なし)
・提示された情報に基づく応答問題：3問・15秒または30秒(準備時間なし)
・解決策を提案する問題：1問・60秒(準備時間 30秒)
・意見を述べる問題：1問・60秒(準備時間 15秒)

◆ ライティング　＜計8問・60分＞
・写真描写問題：5問で8分
・Eメール作成問題：2問・各問10分
・意見を記述する問題：1問・30分

TOEIC SWテストの内容はこちら

また、こちらでTOEIC SWテストのサンプルを見ることができます。問題だけでなく、いくつかの回答例を評価＆講評付きで見ることができますので、これから受ける方は参考になりますよ！

本格的に準備したい方は、こちらの公式ガイドを活用しましょう。サンプル問題それぞれについて、サイトより多くの解答・講評例が載っているのと、各問題の「解答のポイント」や「高スコアの条件」も書かれています。また、サンプル問題以外に、練習テストが2回分ついています。

TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド

通訳案内士の英語筆記試験免除となる以下の基準がどのくらい難しいかは、私もまだ受けていないので分からないのですが、2次試験の口述対策としてもスピーキングには慣れておいたほうがいいですし、何より、試験のためだけではなく、実践で英語を話せる力を身につけるために、スピーキング練習をするのはおすすめです。

・TOEICスピーキングスコア150点以上
・TOEICライティングスコア160点以上

ということで、私も、3/9(日)に初めてTOEIC SWを受けてみることにしました！楽しみです☆