なぜあなたの英語はネイティブに通じないのか | Enjoy Learning English!!

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なぜあなたの英語はネイティブに通じないのか

公開日: : 最終更新日:2013/11/21

こんにちは。英語学習コーチのタニケイです!

現在、私のおすすめのシャドーイングトレーニングのほかに、発音トレーニングの方法もレッスンでお伝えしています。どちらも基本はセルフトレーニングで続けられる方法を、レッスンの中で実践を交えてご説明しています。

発音トレーニングのレッスンを受けていただいた方々からは、「一言で表せないほど得るものがあった」「受講者全員に個別で指導してくれるので自分の弱点と今後の勉強方法など作戦を練れそう」「毎日トレーニングができる勘所を掴めた」などのご感想を頂いています。

今週土曜日にも開催予定ですので、発音のセルフトレーニングをできるようになりたい方は、ぜひご参加ください。3名までの少人数制です。
『ネイティブに通じる英語発音の基本&英語口を作る発音トレーニング』


さて、今日はその「発音トレーニング」についてのお話です。

皆さんは、英語の発音に自信がありますか?正しいと思っている発音で話したのに、ネイティブに通じなかったという経験はありますか?

やっぱり、ネイティブに通じる発音で、話したいものです。だって、英語学習の目的は、英語を話す他の国の人たちと、たくさんコミュニケーションをすることですよね?

では、ネイティブに通じる「英語らしい発音」、というときには、正しい音が発音できることだけで足りるのでしょうか。たとえば、「l」と「r」の区別ができたり、「th」の発音が正しくできること、で足りるのでしょうか。

実は、「英語らしい発音」をするときには、5つのポイントを押さえる必要があります。

(1)正しい音で発音すること
(2)イントネーション
(3)アクセント
(4)リズム・スピード
(5)音と音のつながり

この5つのどれが欠けても、英語らしい発音ではなくなってしまいます。もしあなたが、ネイティブに英語が通じなかった経験があるとしたら、このうちのどれかができていない、ということになります。

このことについて、日本の普通の中学校・高校では、あまりしっかり教えてくれません。そもそも、ネイティブの音声をほとんど聞かずに、教科書を読んで、文法・読解だけを勉強していくような学校もあります。

(1)については、かろうじて発音記号で教えてくれますが、正しい発音を身につけるまでトレーニングをする機会はありません。また、先生がバイリンガルでない限り、正しい発音を教えてくれているかどうかも疑問です。(2)から(5)にいたっては、ほとんど意識せずに英語学習を続けてきた方が多いと思います。

ネイティブの音声を聞かずに長年英語を勉強してしまうと、単語のつづりだけを見て、自分の思い込みで発音を覚えてしまいます。そして、大人になってから、実際にネイティブと英語で話してみて初めて、「私の英語、通じない!」というショッキングな経験をすることになります。

特にカタカナで発音を覚えてしまうと、日本語にない音の発音ができなかったり、子音で終わる音なのに、母音をつけてしまったりする、いわゆる「日本語英語」の発音がなかなか抜けません。

また、イントネーションやアクセント、リズム・スピードの変化のない、平坦な話し方をしてしまうと、せっかく音としては正しく発音していても、ネイティブに通じにくい英語になってしまいます。

でも、大人になってからでも、しっかり意識してトレーニングをすれば、英語らしい発音が身に付きます。ネイティブに通じる英語に変えていくことができます。ただし、一度つけてしまった発音の癖は、トレーニングをしっかりしないと、なかなか抜けません。

どうも、自分の話す英語には癖があるような気がする、ネイティブに通じるきれいな発音で話したい、と思う方は、まずは自分の話す英語に敏感になり、自分の癖を探してみることから始めてみてください。そして、それを重点的に練習するトレーニングを一定期間おこなうことをオススメします。

「タニケイ式発音トレーニング」は、ネイティブの音を聞くことを出発点にしています。そして、以下のステップで進めます。

(1)ネイティブの音声を聞く
(2)それを真似してみる
(3)違いを見つける
(4)ネイティブの音声に近づけるよう修正する
(5)正しい発音になったらそれを定着させる

これを、音素ごとや単語ごとに練習するのではなく、フレーズまるごと使って、発音トレーニングをします。「ネイティブに通じる英語」を話すためには、発音記号どおりに発音できるだけでは、足りないからです。音素ごとや単語ごとなら正しく発音できても、長い文になった途端に英語らしい発音ができなくなる、という経験がある方も多いのではないでしょうか。

(1)正しい音で発音すること
(2)イントネーション
(3)アクセント
(4)リズム・スピード
(5)音と音のつながり

この5つを、フレーズを使った発音練習でまるごと身につけてしまおう、というのがタニケイ式発音トレーニングです。

しかも、自分の好きなフレーズ、こんな発音で言えるようになりたい、と思うフレーズを選んで、毎日1フレーズずつ、トレーニングに使っていきます。この「自分で選ぶ」ということがとても大事です!実際に使えるようになりたい、と思うフレーズを練習するのと、こんなフレーズ使う場面あるかな〜?と疑いながら練習するのとでは、身の入り方が全然違います。

できるだけ、自分が実際に使う場面がありそうなフレーズを選びましょう。そして、発音トレーニングに使うだけでなく、実際に使える場面をできるだけ探して、使ってみましょう。

発音トレーニングの第一歩は、「発音をきちんと意識する」ということから始まります。まずは、自分で英語を話している声を録音してみて、ネイティブの話す音声と違う部分、自分の癖を探すことをしてみてください。英会話学校などに通っていて、先生のチェックを受けられる人は、発音の癖を指摘してもらってください。その際には、単体の音の発音だけではなく、ぜひ、(2)から(5)の要素も含めて、チェックしてもらってくださいね!

次回は、「タニケイ式発音トレーニング」の具体的な方法をご紹介します!

『ネイティブに通じる英語発音の基本&英語口を作る発音トレーニング』
発音のクセが強すぎてネイティブに通じない、という方にぜひ知っていただきたい、英語発音の基本とセルフトレーニング法を楽しく教えます。

受講料:3,000円
受講時間:約1時間半

開催日程:
 9/28(土)10:00am – 11:30am(定員3名)

詳細・お申し込みはこちらから

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タニケイプロフィール

谷口 恵子(タニケイ)

プチ・レトル株式会社 CDO
ワクワク英語学習コーチ
TOEIC ・TOEFLリスニング満点
Street Academy Platinum Teacher

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